
ラジエターの上部についているキャップは、ただクーラント(冷却水)が漏れないように蓋がしてあるのではなく、ラジエター内部の圧力を調整する役割を持っている。水の沸点は一気圧の平地では約100℃なのはご存知の通り。バイク用のラジエターキャップは0.8〜1.1kg加圧できるようになっているので、水の沸点は120〜130℃くらいとなり、クーラントの成分によって140℃前後に保たれている。沸点を高く設定することで冷却水路内での気泡の発生を防いで冷却効率を上げている。ただ、圧力を上げれば良いというわけではなく、圧力が上がりすぎるとホースやラジエター本体が破裂する危険があるため、ラジエターキャップはある一定の気圧を保つように設計されている。純正を含め、ほとんどのラジエターキャップには耐圧の数値が描かれている。この数値を超えると弁が開いてリザーバータンクに冷却水を逃す仕組みになっている。ラジエターキャップには圧力を保つためにゴムパッキンが使用されているが、ゴム製品は熱や経年劣化で柔軟性が失われ、密閉性能が落ちてきてしまう。一般的に2年ごとの交換が目安とされているが、使用される状況によってはもっと早く劣化することもある。
デイトナから発売された「ラジエターキャップ レッド」は、パッキン部分にクーラントなどの耐薬品性、撥水性に優れたシリコーンを採用。従来のゴムパッキンに比べて劣化が少なく持続性の高い確実なシール性能を維持する。形状は純正パーツとほぼ同じなので、キャップを交換するだけで取り付けは簡単。交換するだけで冷却系統の内圧を適正に保ってオーバーヒートを防止してくれる。キャップは耐食性に優れた電着塗装により鮮やかなレッドに塗装されているため、アクセントにもなりカスタム要素も備えている。ブラックカラーもラインナップされているので、愛車のカラーに合わせて選ぶことができる。

- カラー:レッド
- 耐圧:1.1kg/㎠
- 取り付け実績車両:■HAWK11(’23)、■CB1000 HORNET(’25)、■NC750X(’16)、■Rebel500(’23)、■CB250R(’23)、■Rebel250(’20)、■CRF250(’23)、■CL250(’23)、■XSR900(’22)、■MT-03(’21)、■GSX-S1000GT(’23)、■V-STROM250(’21)、■Z900RS(’19〜’20)、■Z900RS Black Ball Edition(’26)、■Z650RS(’22)
- 取り付け不可車両:■CB1300SF/SB、■MT-09、■MT-07
- 価格:1650円


