Porsche Cayenne Turbo Electric
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LOTUS ELETRE 900 SPORT

ロータス初のSUVとして登場したエレトレ

2026年7月、新型「カイエン エレクトリック」の日本導入がスタートした。フル電動パワートレインを搭載する4代目カイエンは通常ボディとクーペをラインナップし、内燃機関(ICE)を搭載する先代モデルも引き続き併売される。

「エレトレ」は、ロータスが長年培ってきたスポーツカー開発思想をSUVへと落とし込んだハイパーSUV。ロータス初の5ドア量産モデルとして、まずはフル電動仕様が発表され、続いてプラグインハイブリッド仕様も発表された。今回は「カイエン ターボ エレクトリック」と、前後に強力なモーターを搭載したトップモデル「ロータス エレトレ 900 スポーツ」を比較する。

エレトレ 900 スポーツは、カイエン ターボ エレクトリックより全長が113mm長く、全幅も39mmワイド。さらに全高は45mm低く、よりワイド&ロウなスタンスを持つ。ホイールベースはほぼ同等なため、リヤシートの居住性に関しては変わらないが、日本の市街地における取りまわしはカイエン ターボ エレクトリックが優れていると言えそうだ。

ポルシェ カイエン ターボ エレクトリック

ボディサイズ=全長4990mm×全幅1980mm×全高1675mm
ホイールベース=3023mm
車両重量=2650kg
タイヤサイズ=275/45R21(前)、315/40R21(後)

ロータス エレトレ 900 スポーツ

ボディサイズ=全長5103mm×全幅2019mm×全高1636mm
ホイールベース=3019mm
車両重量=2715kg
タイヤサイズ=275/40R22(前)、315/35R22(後)

ローンチコントロール時の強大なパワー

「カイエン ターボ エレクトリック」は、ローンチコントロール使用時に最高出力1156PSを発揮し、通常時でも857PSという圧倒的なパワーを誇る。通常時にはプッシュ・トゥ・パス機能を作動させることで、10秒間にわたって130kW(176PS)の出力を上乗せできる。「エレトレ 900 スポーツ」は918PSと、通常時にカイエンを凌ぐ最高出力を実現。0-100km/h加速は、ローンチコントロールを備えるカイエン ターボ エレクトリックが0.45秒も上まわった。

ポルシェ カイエン ターボ エレクトリック

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高出力=857PS
ローンチコントロール時出力=1156PS
最大トルク=1500Nm
トランスミッション=2速
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=2.5秒
航続距離=629km

ロータス エレトレ 900 スポーツ

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高出力=918PS
最大トルク=985Nm
トランスミッション=シングルスピード
駆動方式=AWD
最高速度=265km/h
0-100km/h加速=2.95秒
最大航続距離=450km

スーパースポーツを凌駕するパフォーマンス

カイエン エレクトリックは、ポルシェの最新世代コクピット「ポルシェ・デジタル・インタラクション」を搭載。14.25インチメーターディスプレイと12.25インチセンターディスプレイに加えて、オプションで14.9インチパッセンジャーディスプレイを追加することもできる。

エレトレは、センターにタブレットを思わせる15.1インチOLEDセンタースクリーンをレイアウト。使用しないときはダッシュボードに収納することも可能だ。ロータス独自のインフォテイメントシステム「HyperOS」を搭載し、シームレスかつインテリジェントな操作感を実現した。

フル電動SUVながら、スーパースポーツを上まわる走行性能を誇る2台。日本における価格はカイエン ターボ エレクトリックが2101万円、エレトレ 900 スポーツが2059万2000円と、価格差は41万8000円にとどまる。どちらもSUVとして十分な実用性を備えるが、最高レベルのパフォーマンスに加え、長年培われてきたポルシェならではのブランド力や完成度を重視するなら、カイエン ターボ エレクトリックがベストな選択肢となる。

一方、エレトレは、英国の名門ロータスが初めて手がけたSUVという、ほかでは得られない希少性を持つ。さらに、従来のSUVの枠に収まらない大胆で個性的なエクステリアも大きな魅力。「人とは違う1台を選びたい」というユーザーにとって、魅力的なチョイスとなるはずだ。

車両本体価格

ポルシェ カイエン ターボ エレクトリック 2101万円
ロータス エレトレ 900 スポーツ 2059万2000円

カイエンターボ エレクトリックと後方は伴走車のマカン。

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“革新性の追求もロータスらしさ” 電動ハイパーSUV「ロータス エレトレ」に日本で試乗

ロータスの新時代を拓く電動SUV、エレトレが日本の道を走り出した。ロータスのイメージといえば、軽量さが売りのライトウエイトスポーツ。しかしエレトレはその真逆ともいえるモーターで走る巨大なSUVである。果たしてそこにロータスらしさはあるのか。早速試乗に連れ出してみた。(GENROQ 2024年12月号より転載・再構成)