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今日は何の日?■3代目MAZDA 6をモスクワモーターショーで初公開

2012年(平成24)年8月29日、マツダはミドルクラスセダンの3代目「MAZDA 6(日本名:アテンザ)」を世界に先駆けモスクワモーターショーで初公開した。3代目は、新しいデザインテーマ“魂動”と新世代“SKYACTIV”技術を採用することで、レベルアップした走りと環境、安全性能が実現された。
新生マツダの先陣を切ったアテンザ(MAZDA 6)

1990年代に経営危機に陥ったマツダの経営立て直しの先陣を切って、2002年5月にデビューしたのが、ミディアムセダン「アテンザ」だ。アテンザは、実質的には「カペラ」の後継だが、プラットフォームからエンジンまですべてが一新され、海外では「MAZDA 6」として販売された。

精悍でスポーティなフォルムに、4ドアセダン/5ドアハッチバック/スポーツワゴンの3種のボディバリエーションを設定。パワートレーンは、最高出力144ps/最大トルク18.6kgmを発揮する2.0L、178ps/21.9kgmの2.3Lの新開発アルミ製直4 DOHC エンジンの2種エンジンと4速ATおよび5速MTの組み合わせ。駆動方式はFFベースで、電子制御フルタイム4WDも用意された。
マツダのブランドメッセージ“Zoom-Zoom”を具現化したアテンザは、発売1ヶ月で7500台を受注。2006年には当時のマツダの生産台数100万台達成の最短記録を更新するヒットモデルとなり、マツダ再生の救世主となった。

2008年1月には、モデルチェンジして2代目へと進化。先代からボディが一回り拡大されるとともに、パワートレーンの刷新(2.0L&2.5L 直4 DOHC+5速/6速AT、6速MT)や安全装備の充実などが図られた。2代目アテンザは初代ほどのヒットモデルにはならなかったが、堅調な販売を記録した。
モスクワモーターショーで初公開された3代目
そして3代目「MAZDA 6」は、2012年8月のこの日にロシアのモスクワモーターショー2012で世界初公開された。

モスクワモーターショーが初披露の場に選ばれたのは、当時ロシアが最も急成長しつつあった大きな市場であり、マツダは最重要市場と位置付けていたこと。また、2012年にマツダはロシアの自動車会社Sollersと合弁会社を設立し、ウラジオストク工場で「CX-5」などの現地生産を開始しており、ロシアでの事業強化を象徴する場としてロシアを選んだのだ。

ただし、発売は日本の方が早く、アテンザは同年(2012年)11月に国内販売を始めた。ロシアでのMAZDA 6の発売は、翌2013年4月だった。
魂動デザインとSKYACTIVで魅力アップした3代目

2012年11月に日本でデビューした3代目「アテンザ」の最大の注目は、新デザインテーマ“魂動”と新世代技術“SKYACTIV”を採用し、力強い走りと上質な乗り心地に加えて、優れた環境性能を実現したこと。
マツダの新しいデザインテーマ“魂動”を基本に、フロントグリルに新世代マツダのアイデンティティであるシグネチャーウイングを彫り込み、存在感ある動きとスピード感を表現するダイナミックなフォルムを採用。特に、“ソウルレッドプレミアムメタリック”と呼ばれた美しい赤のボディカラーが、その美しさを際立たせた。
エンジンは、175ps/42.8kgmのクリーンディーゼル2.2L 直4 DOHCターボ「SKYACTIV-D 2.2」、155ps/20.0kgmの直噴ガソリン2.0L&188ps/25.5kgmの2.5L 直4 DOHCエンジン「SKYACTIV-G 2.0&2.5」の3機種を用意。トランスミッションには、スムーズな変速の6速AT「SKYACTIV-DRIVE」と、軽快なシフトフィールが楽しめる6速MT「SKYACTIV-MT」が設定された。
さらに、安全支援技術「i-ACTIVSENSE」を搭載するなど革新的技術満載の3代目は、2013年には2万台超えを記録してアテンザ人気を急回復させた。
3代目アテンザは、その後もマイナーチェンジでフラッグシップに相応な進化を続けた。2019年6月にアテンザは生産を終了したが、同年8月1日にマイナーチェンジという形で車名を国内でも「MAZDA 6」に変更して販売を続けた。
しかし、日本ではミドルクラスのセダン需要が大きく減少していたことから、MAZDA 6も2024年4月に国内向け生産を終えた。MAZDA 6(アテンザ)は、マツダ再生の象徴的なクルマであり、また初期のSKYACTIV技術の完成形として高い評価を得たクルマだったが、国内では徐々に販売は低下したのだ。
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「MAZDA 6」は、国内に続いて世界生産も終了したが、現在は事実上の後継車としてミドルサイズEV&PHEVセダンの「MAZDA EZ-6」が中国で展開されている。また、欧州には2025年9月からEV仕様の「MAZDA 6e」が投入された。SKYACTIVのガソリン車やディーゼル車ではないが、電動車としてMAZDA6の思想は受け継がれているのだ。
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