FTR250のリヤホイールを前後に投入! 18インチ太足カブへ

レッグシールドなどカブらしいシルエットを残しながら、前後18インチの太足で大幅にイメージチェンジ。リヤはスイングアームを2個イチで7cm延長している。

もともとはノーマルリムにブロックタイヤを組み合わせたオフロードカスタムだったが、その仕様にも次第に飽きてしまい、大幅なイメージチェンジを決行。手持ちのパーツをあれこれ組み合わせていくなかでたどり着いたのが、前後18インチの太足スタイルだった。

ホイールは前後ともFTR250のリヤ用を使用するというユニークな組み合わせ。ただし、当然ながらスーパーカブのハブへそのまま組めるわけではなく、スポーク選びにはかなり苦労したという。試行錯誤した結果、フロントにはソロ用、リヤにはカブ90用のスポークを使用して組み上げた。異車種パーツを単純に流用するだけではなく、必要な部品を探しながら成立させた足周りなのだ。

フロント3.00、リヤ4.00! 車体側にも手を加えてワイド化

タイヤサイズはフロントが3.00-18、リヤが4.00-18。特にフロントはノーマルフォークへ収められる限界サイズで、クリアランスはかなりタイトだ。ストロークするとタイヤが干渉してしまうため、スプリングを硬くして対応しているという。細身のタイヤが一般的なスーパーカブだけに、正面から見たときのボリューム感はノーマルとはまったく異なる。

さらにワイドな4.00-18を収めるリヤは、スイングアームを2個イチで製作して7cm延長。前後とも18インチながら、タイヤ幅の違いによってリヤのボリュームを強調し、迫力あるシルエットを作り出した。ホイールだけを交換して終わりではなく、それを車体へ成立させるための加工まで含めて作り込まれているところが、このカスタムの面白さだ。

縦目2灯で戦闘メカ感をプラス! カブらしさとのギャップも魅力

太足と並んで強烈な個性を放つのがフロントマスクだ。縦に並んだ2眼のプロジェクターヘッドライトは、ザックス・マダスを彷彿させるデザイン。オーナー自身も、銃口のように見えるミリタリー感がお気に入りだという。ノーマルのカブとはまったく異なる顔つきながら、レッグシールドは残しているため、ひと目でカブと分かる要素もしっかり残されている。

テールランプとウインカーをグラブバーへビルトイン。灯火類をスッキリとまとめることで、シンプルなリヤビューを作り出している。

リヤ周りもアイデアが光るポイントで、テールランプとウインカーをグラブバーへビルトイン。灯火類をコンパクトにまとめることで、ワイドなリヤタイヤをより目立たせるスッキリした後ろ姿を実現した。カブらしいレッグシールド、FTR250由来の18インチホイール、そして戦闘メカを思わせるフロントマスク。それぞれ異なる要素を組み合わせながら、ひとつのキャラクターとして成立させた個性派カスタムだ。

ディテールチェック

エンジン周りはブラックを基調にまとめ、低い位置を通るマフラーを組み合わせる。エンジンカバーは自家塗装で美しく仕上げられている。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.11」
■日時:2021年11月14日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


【モトチャンプ】