ハイパーカーから最強チューンドまで“速さ”を求めた怪物が真庭に集結

世界最先端vs日本の魔改造!

2026年11月29日(日)、岡山県真庭市内の特設会場で開催される「MHヒルクライム/真庭速祭2026 Presented by TONE」。その観戦チケットが10月7日(水)正午より発売された。

このイベントの大きな特徴は、出走マシンを特定のカテゴリーに限定していないこと。現役レーシングカー、ハイパーカー、日本のモータースポーツ史を彩ったレジェンドマシン、そして現在進行形で究極の速さを追求するチューニングカーまで。生まれた国も時代も目的も異なるマシンたちが、「速さ」という共通項のもとに集まり、封鎖された真庭の峠を駆け上がる。

2026年大会の注目車両として発表されているのが、アストンマーティン・ヴァルキリー AMR PROだ。F1由来の思想とテクノロジーを極限まで追求したサーキット専用ハイパーカーで、自然吸気V12が奏でるサウンドとレーシングカーそのものと言える走りを真庭で披露する。

さらに、世界のGTレース最前線を戦う「PLUS with BMW M Team Studie BMW M4 GT3 EVO」も登場。普段はサーキットを舞台とする最新世代GT3マシンが、公道ヒルクライムという異なるステージへ挑む。

レジェンド枠として見逃せないのがダイシン ADVAN シルビア。日本のモータースポーツ史に名を刻んだADVANカラーのレーシングシルビアを、青木孝行選手のドライブによって展示ではなく実際に“走る姿”で楽しめる。

そして、ウェブオプションとして注目したいのが、チューンドクラスに参戦するマシンたちだ。

RE雨宮が持ち込むのは「マツモトキヨシ ロータリーロードスター」。マツモトキヨシグループの代表取締役社長からのオーダーを受けて製作されたスペシャルなNC型ロードスターで、専用ワイドエアロをまとったボディにFD3S用13B-REWを搭載。JPターボのB400Kをツインで組み合わせ、推定450psを発揮する。さらにRX-8の足まわりもフル移植されるなど、単なるエンジンスワップに留まらない本格派だ。

JOKERのポルシェ911 GT3「REVENANT」も強烈だ。991.1型GT3にマツダ20B型3ローターターボをスワップし、ステージに応じて選択できる5段階のパワーモードを設定。実測850馬力からNOS併用時には1300馬力に到達する。6速ドグミッション&パドルシフトを組み合わせながら、車重は1194.5kg。超軽量ボディに最大1300馬力という規格外のパッケージが、真庭の峠でどんな走りを披露するのか興味深い。

ガレージアクティブからは、ボディをカーボン化したBNR32「CARBON-R 1号機」が参戦。HKS 2.8LキットにGT3-5Rタービンを組み合わせて850馬力を発揮し、ホリンジャー製シーケンシャルミッションも投入される。ドラッグからサーキットまでこなす高い戦闘力を持ち、今回は筑波仕様のセットアップで真庭のコースを駆け抜ける。

さらに、坂東邦彦選手が駆るJZZ30ソアラ「B-A-R 常陽不動産 RSC300」も登場する。3.1L仕様の2JZにGCG G42-1450タービンを組み合わせ、最高出力は約1200ps。筑波サーキットでは50秒切りを目標に進化を続け、2026年1月17日には50秒792を記録して筑波ランキング3位へ浮上した。上位2台に破竹の勢いで迫り続ける、現在の筑波アタックシーンで最も注目すべき一台が、今度は公道ヒルクライムへ挑む。

ヴァルキリー AMR PROやM4 GT3 EVOといった世界レベルのマシンから、歴史的なレーシングカー、そして450psのロータリーロードスター、最大1300馬力のREVENANT、850馬力のCARBON-R、1200psのRSC300まで。普通なら同じ場所に並ぶことすら考えにくいマシンたちが、同じ峠を走るという振れ幅こそ「MHヒルクライム/真庭速祭」の大きな魅力だ。

しかも、今回発表されている車両は2026年大会に参加するマシンの一部にすぎない。今後もレーシング、レジェンド、チューニング、プロトタイプ、スーパースポーツなど、様々なカテゴリーから参加車両が順次公開される予定となっている。

観戦チケットは「一般入場チケット」「コースサイド特別観戦チケット」「VIP特設観戦席チケット」の3種類。一般入場チケットは6000円で駐車券1台分付き。コースサイド特別観戦チケットは3万3000円で、指定時間に木山街道沿いの特設エリアへ入り、ヒルクライムマシンの走行を間近で観戦・撮影できる。

VIP特設観戦席チケットは4万4000円。木山街道沿いのVIP専用エリアで観戦できるほか、軽食やドリンクを楽しめるケータリングサービスも用意され、パドックやイベントエリアへの移動も自由となる。

各券種とも規定人数に達し次第販売終了となり、当日券の販売はなし。チケットは10月7日(水)正午からイープラス「真庭速祭」専用WEBページで販売される。

2026年11月29日、カテゴリーも時代も超えたスピードマシンが岡山・真庭に集結する。今年も“速さを祭る”一日になりそうだ。

【関連リンク】
イープラス「真庭速祭」専用WEBページ
https://eplus.jp/hillclimb-maniwaspeed/
真庭速祭2026公式サイト
https://motorheadmagazine.jp/motorhead-hillclimb/