Ferrari 499P
トヨタが8度目のメイクスタイトルを獲得

2026年シーズンのWECは、「カタール1812kmレース」と「バーレーン8時間レース」が中東情勢の悪化から中止となり、その代替イベントとして第7戦「バルセロナ6時間レース」と「モンツァ6時間レース」が開催されることになった。WECがバルセロナのカタロニア・サーキットで開催されるのは今回が初となる。週末を通じて5万5511人の観客がグランドスタンドを埋めつくした。
ウエットコンディションとなった18日の決勝レースは、全車がレインタイヤを装着してスタート。レース序盤は3台の「フェラーリ 499P」すべてが順位を大きく上げる素晴らしい走りを披露した。83号車をドライブするフィリップ・ハンソンがオープニングラップで2番手に浮上し、その直後には50号車のモリーナも4番手につける。
スタートから2時間はウエット路面での走行が続いたが、その後、徐々にドライアップが進み、各クルーはスリックタイヤへの交換が可能となった。フェラーリ勢はトヨタの2台に続く表彰台圏内直後のポジションを維持する。
残り2時間の段階でセーフティカーが導入され、「トヨタTR010 ハイブリッド」8号車がトップでフィニッシュ、7号車が2位に入った。この結果を受けて、今シーズン4勝目を決めたトヨタが8度目となるマニュファクチャラーズ選手権タイトルを決めている。
50号車が今シーズン3度の表彰台を獲得

フェラーリ 499Pの最上位は、50号車で3位表彰台に立った。83号車(イェ・イーフェイ、ロバート・クビサ、フィリップ・ハンソン)は5位。レース後半に失速した51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィ)はポイント圏外の15位でチェッカーを受けている。
50号車のフィニッシュドライバーを担当したフォコは、次のようにレースを振り返った。
「今日の決勝レースは、私たちが持っているあらゆるものを最大限に活用することができました。3位表彰台は間違いなくポジティブな結果だと言えるでしょう。これからは、モンツァで開催されるWEC最終戦に集中し、さらに良い結果を目指す必要があります」
「今シーズン2度目となるイタリアでのレースは、私たちにとって特別なものはずです。グランドスタンドではティフォシが私たちを応援してくれるでしょうし、素晴らしい雰囲気になることを期待しています。彼らのためにも、最高のレースを披露できるよう全力を尽くします」
WEC第7戦「バルセロナ6時間」を動画でチェック!

