漆黒のモンスター登場

ドゥカティは、ボルゴ・パニガーレの伝説的なネイキッドバイクに全身をブラックで統一した新型「モンスター・ダーク」を発表した。
「モンスター・ダーク」は、2000年代初頭に登場した「モンスター620 ダーク」を彷彿させる。当時、モンスターシリーズの中でも特に親しみやすいモデルであった「620 ダーク」は、多くの女性ライダーを含む数千ものライダーをドゥカティの世界へと導いた。
新型モンスター・ダークは、ブラックのホイール、単一素材のシートを採用しているほか、フロントフレーム、エキゾーストエンドキャップ、インテークシュノーケルなど、あえて塗装を施さないパーツを随所に取り入れている。こうしたディテールが、ドゥカティのネイキッドバイクが持つメカニカルな個性を際立たせた。
ベースとなるのは最新の「モンスター」で、可変吸気バルブタイミング(IVT)機構を備えた890cc V型2気筒エンジンを搭載。最高出力は111hp/9,000rpm、最大トルクは91.1Nm/7,250rpmを発揮。バルブクリアランスの点検間隔は45,000kmに設定されている。

シャシーにはアルミニウム製モノコックフレームを採用し、ショーワ製サスペンション、ブレンボ製ブレーキシステム(M4.32 キャリパー)を装備。軽量なボディは、Monsterの最大の強みの一つであり続けている。
モノコックフレームから、テクノポリマー製部材とスチール製トレリスを組み合わせたリアサブフレームに至るまで、すべてのコンポーネントが最小限の重量で設計されており、既に非常に軽量だった従来モデルと比較しても、合計で4kgの軽量化を実現。燃料を除く車両重量は175kgだ。
電子制御システムには、6軸慣性計測ユニット(IMU)、コーナリングABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ウィリーコントロール(DWC)、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)を搭載し、「スポーツ」「ロード」「アーバン」「ウェット」の4つのライディングモードを選択可能である。

EICMA 2026のドゥカティは、以外のモデルの出展も期待されている。
テクニカルスペック

最高出力:111 ps(81.6 kW)/9,000 rpm
最大トルク:91.1 Nm(9.3 kgm)/ 7,250 rpm
排気量:890 cc
装備重量(燃料を除く):175 kg

