Pagani Huayra 70 Anima

グランディ・コンプリカツィオーニ

スペシャルモデル「パガーニ ウアイラ 70 アニマ」のエクステリア。
「ウアイラ 70」はパガーニが誇るビスポークプログラム「グランディ・コンプリカツィオーニ」を介して製作された。

パガーニ・アウトモビリは、米国ラスベガスのウィン・リゾートを舞台に、2026年10月29日から11月1日にかけて開催された「コンクール・アット・ウィン・ラスベガス(Concours at Wynn Las Vegas)」において、3台のみが製作された限定仕様「ウアイラ 70」を公開した。

ウアイラ 70は、パガーニのパーソナライゼーションプログラム「グランディ・コンプリカツィオーニ」の一環として製作された。グランディ・コンプリカツィオーニは、究極のパーソナライゼーション、クラフトマンシップ、技術開発を通じて、野心的なオーナーのアイデアを具現。今回、パガーニが持つビスポーク能力を存分にアピールしたかたちだ。

コンクール・アット・ウィン・ラスベガスでは、3台目にして最後のウアイラ 70となる「アニマ(Anima)」を初披露。イタリア語で「魂」を意味するこのモデルは、綿密なリサーチ、オーナーとの対話、様々な解釈を重ねることで完成しており、パガーニが誇るクラフトマンシップによって、オーナーの記憶や想像力を唯一無二の表現へと昇華させている。

プラチナ箔のメインストライプ

スペシャルモデル「パガーニ ウアイラ 70 アニマ」のエクステリア。
2トーンカラーのボディワークには、プラチナ箔のストライプがハンドメイドで入れられた。

「ウアイラ 70 アニマ」は、ネイキッドカーボンファイバー、プラチナ、ダイヤモンドダスト、無垢材から削り出したアルミニウム、そして専用のインテリア素材が贅沢に奢られている。ボディワークとカラーリングは、2トーンのクリア仕上げ「カスタム・メタリック・ライトブルー(Azzurro Metallizzato Custom)」と「カスタム・インクブルー(Blu Inchiostrato Custom)」をチョイス。どちらの色にもダイヤモンドダストを加えることで、独特の煌めきを生み出している。

メインストライプにはプラチナ箔をハンドメイドで貼り付け、さらに手作業で花模様を施すことで、独特のパターンを形成。サブストライプはライトブルーとブルーを交互に配したデザインが組み合わせられた。この色彩テーマは、ドアミラーにも採り入れられている。

無垢材から削り出したアルミニウム製の専用ディテールパーツには、シルバーのアルマイト仕上げが施された。インクブルーを基調に、外周をラスベガスブルーで彩ったダイヤモンドカット仕上げのホイールには、クローム仕上げのブレーキキャリパーのコンビネーションが選ばれている。

6本出しのエキゾーストシステムには、ホワイトのセラミックコーティングを採用。ボンネット内部のコンポーネントにはトリコローレブルーのアルマイト仕上げ、シャシーのタイロッドとショックアブソーバーのスプリングはアルゼンチン・ライトブルーで仕上げられた。

インクブルーのアクセントカラー

スペシャルモデル「パガーニ ウアイラ 70 アニマ」のインテリア。
ベージュとミルクカラーのインテリアに、アクセントカラーとしてインクブルーのカーボンファイバーが加えられた。

キャビンは、ベージュとミルクカラーのレザーに、専用のロロ・ピアーナ製ファブリックの組み合わせ。露出したカーボンファイバーはアクセントカラーのインクブルーで統一されている。ステアリングホイールやマニュアルギヤのシフトノブなど、手が触れる部分にはカスタム・メタリック・ライトブルーを採用し、これらにもダイヤモンドダスト仕上げが加えられた。

オラチオ・パガーニの母国アルゼンチンと、ラスベガスから着想を得たグラフィックディテールが配され、インテリア全体のデザインを完成させている。パガーニの創業者でありチーフデザイナーを務めるオラチオ・パガーニは、新たな作品とコンクール・アット・ウィン・ラスベガスへの参加について、次のようにコメントした。

「私たちの使命は、あらゆるディテールに完璧を追求し続け、フォルムと機能、知性とクラフトマンシップの間に存在する本質的な調和を見いだすことにあります。今回、『アニマ』の世界初公開と、ウアイラ 70の3台すべてをラスベガスのウィン・リゾートで披露することができました」

デザイナーのロレンツォ・ケルコックは、次のように付け加えた。

「ウアイラ 70の3台目、最後のモデルとなったアニマは、唯一無二のカスタマイズを実現するため、1年以上にわたってオーナーに寄り添ってきました。相手の声に耳を傾け、調査し、対話し、解釈することによって形づくられたのです。私たちは、クライアントの人柄や思い出、そしてこのクルマをどのように思い描いているのかを理解し、それらを本人の個性が真に反映されたビジョンへと昇華させようとしました」

「その道のりは、幼い頃から抱いていた夢、いつかオラチオ・パガーニと一緒に特別なクルマをつくりたいという願いに着想を得ています。この夢から生まれたのがアニマなのです。その名称には、子どもの心の奥深くにある想像力から生まれた存在に、形を与えたいという願いが込められています」

サイバータイヤを履いて走行する、「パガーニ ウトピア ロードスター」。

ピレリ サイバータイヤを装着した「パガーニ ウトピア ロードスター」が公道1500km以上を走破【動画】

ピレリ、パガーニ・アウトモビリ、ボッシュ・エンジニアリングの3社は、センサー機能を搭載した「サイバータイヤ(Cyber Tyre)」技術を標準装着した「パガーニ ウトピア ロードスター」で実走テストを実施。イタリアとドイツを横断しながら通信を行い、1500km以上を走り切った