Ninja ZX-25R SE 1000kmガチ試乗②|ツーリングはなかなか快適! ただし、Ninja250を羨ましく感じる場面も。

カワサキ・Ninja ZX-25R SE
ツーリングは至って快適だし、低中回転域を維持してのまったり走行もソツなくこなせる。とはいえZX-25Rは、走る場面を問わないオールラウンダーではなく、やっぱりエンジンを回してナンボのスポーツバイクなのだ。

REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko)
PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)

※2020年12月13日に掲載した記事を再編集したものです。
価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
カワサキ・Ninja ZX-25R SE
フロント3.50×17、リヤ4.50×17の前後ホイールは新設計。ラジアル構造のタイヤは、ニンジャ400やZ900RSなども採用する、ダンロップGPR-300。
カワサキ・Ninja ZX-25R SE
加速感を重視した日本仕様のリアスプロケットは、一般的なオンロード車の基準で考えると、相当に大きい50T。ちなみにインドネシア仕様は48T。

主要諸元

車名:Ninja ZX-25R SE
型式:2BK-ZX250E
全長×全幅×全高:1980mm×750mm×1110mm
軸間距離:1380mm
最低地上高:125mm
シート高:785mm
キャスター/トレール:24.2°/99mm
エンジン種類/弁方式:水冷4ストローク並列2気筒/DOHC 4バルブ
総排気量:249cc
内径×行程:50.0mm×31.8mm
圧縮比:11.5:1
最高出力:33kW(45PS)/155000rpm ラムエア加圧時34kw(46ps)
最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/6500rpm
始動方式:セルフスターター
点火方式:バッテリー&コイル(フルトランジスタ点火)
潤滑方式:ウェットサンプ
燃料供給方式:フューエルインジェクション
トランスミッション形式:常時噛合式6段リターン
クラッチ形式:湿式多板
ギヤ・レシオ
 1速:2.928
 2速:2.055
 3速:1.619
 4速:1.333
 5速:1.153
 6速:1.037
1・2次減速比:2.900・3.571
フレーム形式:トリレス
懸架方式前:テレスコピック倒立式φ37mm
懸架方式後:スイングアーム ホリゾンタルバックリンク式モノショック
タイヤサイズ前後:110/70R17 150/60R17
ホイールサイズ前後:3.50×17 4.50×17
ブレーキ形式前:油圧式シングルディスク
ブレーキ形式後:油圧式シングルディスク
車両重量:184kg
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:15L
乗車定員:2名
燃料消費率国交省届出値:24.0km/L(2名乗車時)
燃料消費率WMTCモード値・クラス3-2:18.9km/L(1名乗車時)
カワサキ・Ninja ZX-25R SE
中村友彦

中村友彦

1996~2003年にバイカーズステーション誌に在籍し、以後はフリーランスとして活動中。1900年代初頭の旧車から最新スーパースポーツまで、ありとあらゆるバイクが興味の対象で、メカいじりやレースも大好き。バイク関連で最も好きなことはツーリングで、どんなに仕事が忙しくても月に1度以上は必ず、愛車でロングランに出かけている。

現在の所有車は、1974年型モトグッツィV850GT、2006年型H-D XL883、1985年型ヤマハTZR250など。

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著者プロフィール

中村友彦 近影

中村友彦

1996~2003年にバイカーズステーション誌に在籍し、以後はフリーランスとして活動中。1900年代初頭の旧車…