【岐阜県飛騨市】バイクで行きたいツーリングスポット|瀬戸川と白壁土蔵街。

古い街並みの落ち着いた風情に心が和む。岐阜観光といえば、世界遺産の白川郷や、奥飛騨温泉郷が有名。日本の原風景を彷彿とさせる飛騨高山、馬龍宿、郡上八幡なども良く知られているが、今回の“徳永茂、旅の写真コレクション”は城下町飛騨古川の街並みをお届けします。

PHOTO●徳永 茂(TOKUNAGA Shigeru)
編集●近田 茂(CHIKATA Shigeru)
白壁が続く街並みと鯉が泳ぐ瀬戸川。しっとりと落ち着きのある風情の中を散策する気持ち良さは格別。

瀬戸川と白壁土蔵街がある「飛騨古川」は、飛騨高山から国道472号線を富山方面へ15kmほど北上した所に位置し、高山の奥座敷と言われている。白壁の土蔵や石垣が続く古い建屋が残る街並みは、色鮮やかな鯉が泳ぐ瀬戸川の光景が相まって独特な佇まいを魅せてくれる。古き風情を堪能する、落ち着いた雰囲気の素敵な景観に癒される。
静寂な街並みが魅力的ゆえ、バイクで走り抜ける時は優しく静かに走りたい。観光には徒歩で散策がお勧め。駐車場は街の何ヶ所かにあるが、まずは情報収集も含めて「飛騨市役所」(岐阜県飛騨市古川町本町2-22)を訪問すると良いだろう。バイクはそこに駐輪し、ゆっくりと徒歩で白壁土蔵街を巡るスタイルが良い。城下町を忍ばせる古き街並みをはじめ、お寺巡りも良い。いろいろなお食事どこや、興味深い店舗、珍しいお土産物、そのほか公衆トイレや映える撮影ポイントに不自由することはないだろう。
ツーリングで足を伸ばすなら西へ行けば白川村、北は富山、東方へは松本や安曇野、南方へ行けば高山や下呂。高原の国立公園や有名温泉経由のコースなど選択肢は数多く、好みやスタート地に応じて自由自在な組み合わせを楽しむことができるだろう。

距離にして約500m続く白壁土蔵街。

街並みを行くと、そこかしこにカメラのレンズを向けたくなるスポットがある。写真は明治時代に創業された造り酒屋の老舗。「蓬菜蔵元 渡辺酒造店」。

岐阜県飛騨市古川町殿町8-5(JR高山本線「飛騨古川」駅から徒歩で約10分/約700m)

手作りの和ろうそくを製造販売している「順應蝋燭 三嶋商店」。風情のある商店が沢山並んでいる。
街のそこかしこに感じられる和のテイスト。映える撮影スポットはあちこちに見つけられる。

城下町の風情、古き街並みの美しさを満喫。

中心街にある「円光寺」。石垣と白壁、そして瀬戸川が並行するお勧め散策コースのひとつ。写真の右手にはお食事処「飛騨牛専門・祭」がある。

飛騨市公式観光サイト
URL:https://www.hida-kankou.jp/spot/278

植物由来の蝋から一本一本手作りされる「和ろうそく」が売られている。
瀬戸川に泳ぐ約1000匹の鯉が色鮮やか。ちなみに11月下旬から4月上旬までの冬季は、増島城跡の池で越冬するそう。

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著者プロフィール

近田 茂 近影

近田 茂

1953年東京生まれ。1976年日本大学法学部卒業、株式会社三栄書房(現・三栄)に入社しモト・ライダー誌の…