アップでストレートでブラック。ヨシムラのホンダCT125ハンターカブ用の機械曲ストレート762サイクロン、現行モデルの2024~2025年式にも適合

ロードレースでも活躍するバイクパーツメーカーの名門「ヨシムラジャパン」。同社から発売のホンダCT125ハンターカブ用「機械曲ストレート762サイクロン」が、現行モデルの2024~2025年式にも適合。このマフラーは渋みを効かせたマットブラック塗装に加え、徐々に太くなるテーパード形状のサイレンサーを採用。政府認証のためストリートでも使用可能。
REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)
ヨシムラジャパン https://www.yoshimura-jp.com/
ヨシムラアジア https://www.yoshimura.asia/

機械曲ストレート762サイクロンTYPE-UP(政府認証)……6万8200円(税込) Parts No.110A-46G-6660

適合車種:ホンダCT125ハンターカブ 8BJ-JA65:(23-25)/2BJ-JA55:(20-22)

CT125(20-22/23) 機械曲ストレート762サイクロンTYPE-UP マフラー音

ヨシムラ伝統の直管スタイル! 無骨なブラック塗装も魅力

人気のCT125ハンターカブ用ストレート762サイクロンは、ヨシムラ伝統の直管スタイルに加え、アップタイプのレイアウトを融合させたエキゾーストシステム。シャープでパワフルな加速性能を発揮するとともに、躍動感溢れるサウンドを奏でてくれるのが特徴。

ストレートサイクロンのルーツは、1971年にヨシムラジャパンが開発した“デイトナ仕様”のホンダCB750FOURレーサーに導入された「4-1集合管マフラー(下記ページ参照)」。このマフラーは、後にヨシムラジャパンの代名詞となる集合管のデビューイヤーとなったことでも有名だ。

エキパイとサイレンサーが一体型となったストレートサイクロンマフラーは、ブラック塗装という不変の直管スタイルにより、半世紀以上を経過した今でも多くのライダーがリスペクト。

大口径Φ76.2テールパイプ部の採用で、ノーマルよりも低音を効かせた程よいサウンド

別体型のサイレンサーを持たないストレートサイクロンは、その構造から音量を規制値内に抑えつつ性能を出すことが難しい構造。しかし長年培ってきたマフラー設計のノウハウにより、様々な規制に適合しながらも、走り出しから加速性能の向上を実現。特に6,000rpmからの大幅なパワー&トルクアップは、力強さを増したエンジンの鼓動感と相まって、ストレートサイクロンならではの走行フィールが体感できる。

エンジンをかけると心地よく響くエキゾーストサウンドは、大口径Φ76.2テールパイプ部の採用で、ノーマルよりも低音を効かせた程よい迫力が特徴。走行中も心地よい音量は規制値内に抑制され、ストリートでも安心して使用可能。

同マフラーはノーマル(4.8kg)よりも40%以上の軽量化を実現(2.8kg)し、軽量化とマスの集中化によって運動性能の向上に貢献。マフラー本体にはステンレス材を使用することで、耐腐食性が向上。つや消しブラック塗装は耐熱性能を持つ特殊塗料を採用。このサイクロンマフラーは、生産の一部工程をヨシムラアジア(タイ)で実施。

■政府認証マフラー(JMCA認定)
■排出ガス規制適合品 騒音規制適合品
■製品2年保証付
■ガスケット:純正品を使用

主要諸元

車両型式8BJ-JA65:(23-25)
2BJ-JA55:(20-22)
エンジン型式JA65E:(23-25)
JA55E:(20-22)
自動車排出ガス試験結果証明書
(ガスレポ)
250cc未満の車両用マフラーには排出ガス試験結果証明書が必要ございませんので、商品に付属しておらず、販売もしておりません。
Main Materialステンレス
近接排気騒音85dB/3,125rpm:(23-25)
88dB/3,500rpm:(20-22)
加速走行騒音79dB

パワーグラフの比較 ※サイクロンマフラー装着(赤)/ノーマル(青)

8BJ-JA65(23-25年式)に装着時のパワーグラフ
2BJ-JA55(20-22年式)に装着時のパワーグラフ

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