SCOYCO、新型レーシングブーツ「MR003」を発売開始

エントリーからミドルクラスライダー向けの高性能ブーツ登場

バイク用シューズで定評のあるSCOYCOが、新たにエントリーからミドルクラスライダー向けのレーシングブーツ「MR003」を発売した。このモデルは、初めてのライディングブーツやサーキット走行を検討しているライダーに向けて、手頃な価格と高い性能を兼ね備えている。

手頃な価格で高性能を実現

MR003は、3万円を切る価格設定で提供されており、ハイエンドレーシングブーツの約3分の1の価格で購入可能となっている。これにより、初心者ライダーでも手軽に高性能なレーシングブーツを手に入れることができる。

SCOYCOのMRシリーズの3代目として開発され、Ver.3としての位置付けとなる。これまでの経験とフィードバックを基に、デザインと機能性がさらに向上されている。スポーツ走行やサーキット走行だけでなく、街乗りやツーリングにも適した設計となっている。

プロテクション機能と快適性の両立

走行中の飛び石から足を守る金属製メッシュを前面に配置し、内外に施された複数のメッシュ構造による高効率の吸排気システムを備えている。これにより、熱がこもりがちなサーキット走行でも快適さを保つことができる。また、耐摩耗性に優れたマイクロファイバーレザーと、しなやかな運動性を備えた構造が、安全性と操作性を両立している。

ワークスライダーとして世界で戦ってきたチームカガヤマ代表の加賀山就臣氏は、筑波サーキットでMR003を実際に使用した後、「ライディングシューズから初めてのブーツタイプに買い替えるライダーにオススメ。もちろんサーキット走行にもオススメできるブーツです」とコメントしている。

国際規格CEレベル2認証取得の信頼性

MR003は、ヨーロッパ規格のオートバイ用保護靴のテスト(EN 13634:2017)に合格し、国際規格CEレベル2の認証を取得している。これにより、高い安全性と信頼性が証明されている。

通気性の高いエアテックメッシュの裏地が、長時間の走行でも蒸れを防ぎ、快適さをキープする。また、SCOYCO製のエルゴノミックフォームインソールが土踏まずを優しく支え、疲労を軽減する。さらに、YKK製ジッパーを採用し、グローブを着けたままでも着脱しやすい設計となっている。

ブラック、ブラックホワイト、ブラックレッドの3色展開で、サイズは39(25.5cm)から43(28cm)まで用意されている。詳細な製品情報や購入は、SCOYCO-JAPANの公式サイトおよびオンラインショップで確認できる。

キーワードで検索する

著者プロフィール

磐城蟻光 近影

磐城蟻光