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MORIWAKI ZERO-X7
ベース車両:ホンダCBX750F


MORIWAKI ZERO-X7は1985年、八代俊二とともに全日本TT-F1クラスに参戦して大活躍したレースマシン。ベース車両は国内における当時のホンダのフラッグシップモデル・CBX750F。
エンジンの大幅なパワーアップに加え、アルミフレーム、前後キャストホイール、アルミタンク、ハーフカウル、シングルシートなどで徹底チューンされた生粋のレース仕様車。
バイクブームに沸いた当時、ロードレースで大活躍していたMORIWAKI ZERO-X7に装着されていた「フォーサイトマフラー」は、市販車向けの各車用がリリース。当時大人気だったVT250など、様々なモデルに対応したフォーサイトマフラーがラインナップされていた。
筆者は1986年10月、発売されたばかりのホンダVFR400R(ブラック)を購入。同車はアイドリングも非常に静かで、スロットルを煽ると、カムギアトレイン独特の「フェイン、フェイン」というスマートなサウンドを奏でた。
過激なレーサーレプリカの外観に似つかわしくないこのサウンドに耐えられず、筆者はサイレンサー部のみ手軽に交換できるスリップオンタイプの「モリワキ・フォーサイトマフラー」に即効交換。やかまし過ぎず、それでいてパワフルなサウンドを奏でるこのマフラーに至極満足した思い出がある。
モリワキ・フォーサイトマフラーは、人気バイクマンガ「バリバリ伝説」のビデオ&映画版では、主人公・巨摩郡の愛車であるホンダCB750F改にも装着(漫画版ではモリワキの直管タイプを装着)。気になる人は動画配信サービス等を要チェック!

モリワキエンジニアリング Full Exhaust FORESIGHT(フルエキゾースト・フォーサイト)……参考出品
装着車両:ヤマハXSR900 GP ABS


写真は現行モデルのヤマハXSR900 GP ABSをベースに、モリワキカラーのハーフカウルや外装パーツなどでレース仕様にカスタマイズ。エキゾーストシステムには、参考出品されたモリワキ・フォーサイトが採用されている。
モリワキ・フォーサイトマフラーの特徴は、サイレンサーの表面に放熱用のフィンを設置していること。今回モリワキが現行モデルのヤマハXSR900 GP ABSに懐かしのフォーサイトマフラーを採用した理由。それは、
「モノづくりに対する先人の職人技に経緯を払い、腕を磨き、モリワキのモノづくりのプライドを未来へつなげていくこと」
この理念に基づいて参考出品された新生のフォーサイトマフラーは、かつてのデザインを継承しつつ、現在の法規制に対応するため細部を再構築。レーシーなヤマハXSR900 GP ABSのスタイリングを最大限に引き立てている。
なお今回参考出品されたヤマハXSR900 GP ABS用フォーサイトマフラー。また他車用のリリースについては未定。