車重35kgの電動バイク、マーベリックS1-1000RS|新モーター採用で最高速は55→65km/hに向上!

ロサンゼルス(アメリカ)、常州(中国)、そして東京を拠点に電動バイクの製造販売を行っているマーベリックテクノロジー社。都市部の若者を中心に人気を集めるS1シリーズは、電動アシストモデルのS1-350、原付一種登録のS1-600、原付二種登録のS1-1000の3種類をラインナップ。そしてこのたび新たに加わったのが、S1-1000の走行性能を向上させた“RS”だ。さっそくプロトモデルに試乗し、換装されたハイスピードモーターの実力をチェックしてみた。

REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
協力●マーベリックテクノロジー https://www.mavericktechnology.jp/

ディテール解説

リヤホイールのハブにモーターを組み込んだインホイールモーターを採用。定格出力はS1-1000と同じ1.0kWだが、RSは電動大型バイクに使用されるものと同じハイスピードタイプとなっている。リヤディレーラーとシフトレバーはシマノ製で、変速段数は7段とされる。
リチウムイオンバッテリーはダウンチューブの上にレイアウト。18650型のバッテリーセルを採用しており、60V 15Ahとなっている。現在、21700型セルを使用したロングレンジバッテリー(60V 20Ah)を開発中で、航続距離は15Ahよりも130~140%伸びるとのこと。
前後タイヤは20×4.0インチで、MTB用のテレスコピック式のサスペンションフォークを採用。RSは限定でフロントフェンダーを装備する。
油圧式のディスクブレーキは自転車用で、ディスク径はφ180mmだ。左右どちらのレバーを引いても前後が作動する連動式となっている。
灯火類はオールLEDで、ヘッドライトはガード付き。ウインカーは小型だが被視認性良好。
シンプルな丸型テールランプ。取り付け方法が簡素なのでカスタマイズがしやすそうだ。
RS限定のタックロールシートを採用。この下にコントロールボックスをレイアウトする。
ハンドルやステムなどは自転車用のパーツで構成。振動センサー付きリモコンキーを採用。
走行モードの切り替えボタンやウインカースイッチなどはハンドル左側に集約されている。
右側のグリップシフターに相当する部分がスロットルで、変速レバーもこちら側に配置。
フロントフォークは左側にプリロード、右側に減衰力の調整ダイヤルが設けられている。
リヤサスはリンクレスのモノショックで、RS限定のサイドカウルによって隠されている。

マーベリック S1-1000RS 主要諸元

モーター:60V インホイールモーター
定格出力:1.0kW
バッテリー:リチウムイオンバッテリー60V 15Ah/60V 20Ah
取得認証:PSE
フレーム:アルミニウム製
ブレーキ:CBS対応フロント/リア油圧ブレーキ
サスペンション:フロント/リアサスペンション
変速ギヤ:シマノ製7段変速ギヤ
充電時間:8時間(オプション販売の急速充電器を使用すると3時間)
最高速度:時速65km
全長:173cm
ハンドル幅:70cm
シート高:80-82cm
重量:35kg
耐荷重:150kg

【S1-1000RS限定の付属品】
・フロントフェンダー
・ステッチ入りタンデムシート
・振動センサー付きリモコンキー
・フレームバッグ
・サイドカウル

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著者プロフィール

大屋雄一 近影

大屋雄一

短大卒業と同時に二輪雑誌業界へ飛び込んで早30年以上。1996年にフリーランス宣言をしたモーターサイクル…