実質20万円以下だから買い時かも?|ホンダの新型電動スクーターが意外と安いんです!

2023年5月19日、青山にあるホンダ本社において、原付一種新型スクーターの報道発表会が開催された。開発関係者が「そろそろeかも」のキャッチコピー共に我々を待ち受けたのは、すっきりとシンプルなデザインを披露する電動二輪パーソナルコミューターの「EM1 e」である。

PHOTO & REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru)
取材協力●株式会社ホンダモーターサイクルジャパン

ディテール解説

すっきりとシンプルにデザインされたフロントマスク。上下2灯のヘッドランプは下がロービーム、上がハイビーム、いずれもLED式だ。

フロントの左側に採用されているのは、φ190mmシングルディスクローター。油圧キャリパーは、NISSIN製1ピストンのピンスライド式が装備されている。

フラットなステップスルー式フロアデザインを採用。フロア長は330mm。フロア下にPCU(パワー・コントロール・ユニット)や補機類用の12Vバッテリーが納められている。

ご覧の通り、リアホイールの左側にリーディングトレーリング式のドラムブレーキが装備されている。

車(ハンドル)幅は680mm。全体に小さすぎることのない、車格感を覚える。原一スクーターとして一般的。

ハンドル左側スイッチは、下から順にプッシュキャンセル式ウインカー、ホーン、ディマースイッチが並ぶ。
ハンドル右側スイッチは、下がモータースタートスイッチ。上は最高速や加速を穏やかにするECONスイッチ。

丸型のシングルメーターには長方形の横長液晶ディスプレイを使用したフルデジタルメーターを装備。

左側にはブレーキロックレバーがある。駐輪時のサイドブレーキに使える。
シャッター付きのイグニッションキースイッチ。右下にはUSB Type-Aの電源ソケット(5V-2.1A)が標準装備されている。
ライダーの膝前にあるフロントインナーラックの左側には500mLのペットボトル飲料が入れられる。中央にはコンビニフックも標準装備。

前ヒンジで前方に開くシートの下に、動力用のメインバッテリーを搭載。扱いが重いが簡単に抜き差しできる。

ロックプレートを解除し、ホルダーハンドルを前方にずら(倒)せば、バッテリーは斜め上方に引き出すことができる。
モバイルパワーパックeの重さは10.3kg。ガレージや部屋の中で充電可能。ゼロから満充電までの充電時間は約6時間。

グラブバーも一体デザインされて、すっきりとしたフィニッシュを見せるテールエンド。灯火類はLED式が採用されている。

主要諸元

車名・型式:ホンダ・ZAD-EF16
全長(mm):1,795
全幅(mm):680
全高(mm):1,080
軸距(mm):1,300
最低地上高(mm):135
シート高(mm):740
車両重量(kg):92
乗車定員(人):1
最小回転半径(m):2.0
原動機型式:EF16M
原動機種類:交流同期電動機
定格出力(kW):0.58
最高出力(kW[PS]/rpm):1.7[2.3]/540

12Vバッテリー:YTZ4V(12V-3Ah)
動力用メインバッテリー種類:リチウムイオン電池(Honda Mobile Power Pack e)
メインバッテリー電圧/容量:50.26V/26.1Ah/1.3kWh
バッテリー充電電源:AC100V(単相) (Honda Mobile Power Pack Charger e を使用)
バッテリー充電時間:6時間
一充電走行距離*(km):53(30km/h定地走行テスト値)〈1名乗車時〉
キャスター角(度):27°0′
トレール(mm):77
タイヤ(前/後):90/90-12 44J /100/90-10 56J (バイアスチューブレス)
ブレーキ形式(前/後):油圧式ディスク/機械式リーディング・トレーリング
懸架方式(前/後):テレスコピック式、スイングアーム式
フレーム形式:アンダーボーン

製造国:中国

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著者プロフィール

近田 茂 近影

近田 茂

1953年東京生まれ。1976年日本大学法学部卒業、株式会社三栄書房(現・三栄)に入社しモト・ライダー誌の…