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ハーレーダビッドソン X™️350…….699,800円（消費税込）
2023年10月より日本販売を開始した「X™️350」と「X™️500」。国内受注数は両モデル合わせてすでに1,000台を突破（2023年11月末現在）。普通自動二輪（中型二輪）MT免許で乗車できる、日本初の“中免ハーレー”として高い注目を集める「X™️350」を中心に、ハーレーダビッドソン ジャパンでは日本への導入数を大幅に拡充して、この急速な需要拡大への対応を進めている。
「X™️350」は、軽量で取り回しのしやすいコンパクトさを備えたトラッカースタイルが特徴。1970年代に活躍したフラットトラックレーサー「XR750」をイメージリーダーとし、軽量な車体とハイパワーエンジンとの組み合わせでストリートで楽しめるスポーティーな乗り味を追求。ハーレーダビッドソン伝統のスタイリングと、街乗りに最適化させた最新テクノロジーが同居する、ハーレーダビッドソンの世界戦略モデルとして登場した。
なお同時発売された「X™️500」は、クラシックなスポーツスターの雰囲気を醸すボバースタイルのリアフェンダーを採用。ワイドでクッションに厚みのあるシートを備え、重厚感を漂わすなど、X™️350とは異なるキャラクターに仕上げられている。
motor-fan.jpハーレーダビッドソン X™️350カスタム 製作：HOT-DOCK CUSTOM CYCLES 河北啓二
フラットトラック専用タイヤ。前後フェンダーレス化。航空機を彷彿させるリベットのディテール。ペイントは模型工作から着想
写真は世界初公開された「X™️350」をベースにしたカスタム。製作したのは日本を代表するカスタムビルダー「HOT-DOCK CUSTOM CYCLES」の河北啓二氏。
河北氏は世界中の才気溢れるビルダーたちが敬意を表するカスタムシーンの重鎮。カスタムビルダーとして類まれなる想像力を発揮するだけでなく、国内最大規模のカスタムショーを幾度も主催し、日本という土壌に萌え出たカスタムカルチャーの芽を、大輪の華へと開花させた立役者でもある。
河北氏はレースへの参戦も豊富。緊張感みなぎるカスタム車の作り込みは、些細なミスも許されぬサーキットという極限の環境下で培われたもの。
ハーレー伝説のワークスレーサーであるXR750に絶対的な美を見い出す河北氏が、XR750のDNAを受け継ぐX™️350に、“原点”とも呼ぶべきフォルムを投与。フラットトラック専用タイヤを履いた、「レディ・トゥ・レース」のスパルタンなフィニッシュが大きなポイントだ。
航空機を彷彿させるリベットのディテールや、模型工作から着想を得たペイントに加え、随所に円熟した遊び心も投入。センスを活かした、独創的かつスパルタンなフォルムにアレンジされている。
