スクーターとも異なる超個性派フォルム!BMW Motorrad・R18Bをアルミ製フロント&リアカウルで大胆にカスタマイズ|ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー2023

BMW Motorradブースに展示された、R18Bベースのカスタム。アルミ製の外装パーツを駆使し、これまでにない個性的なフォルムにアレンジ。
2023年12月3日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本最大級のカスタムカー&カスタムバイクイベント「ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)」。31回目を迎えるこのイベントには、ビルダーたちが手掛けたハイレベルな作品が全国から集結。BMW Motorradブースには、2023年9月に発売されたR18シリーズ5番目のモデル「R18Roctane」。また数々の賞を受賞した日本が世界に誇るカスタムビルダー「Custom Works Zon」が「R18B」をベースに製作した、独自デザインのアルミ製カウルを駆使したカスタムバイクが特別展示された。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
BMW Motorrad https://www.bmw-motorrad.jp/
イベント主催:ムーンアイズ https://www.mooneyes.co.jp/

BMW Motorrad R18Bカスタム 製作:Custom Works Zon

BMW Motorradは1923年に初期号となる「R32」を発売開始。2023年にめでたく100周年を迎えた。これを記念し、HCS2023ではR18Bをベースとした超スペシャルなカスタムを展示。

このカスタムを製作したのは、日本屈指のビルダー「Custom Works Zon」。Custom Works Zonは2003年、吉澤雄一氏と植田良和氏によって滋賀県で設立。その卓越した創造性と独創性により、国内はもちろん、世界のカスタムシーンを牽引。HCSでも数度の優勝経験を誇る。

今回製作されたカスタムは大胆かつ美さを求めた、既存のカスタムにはなかった超個性的な一台。前後には、ボディとの絶妙なる一体感を実現した、アルミ製のフロントカウルとリアカウルをコーディネイト。流れるようなボディラインに合わせ、ハンドルや左右のハンドレバーも独自の形状にアレンジされている。

Custom Works Zonの植田良和氏(写真左)と吉澤雄一氏(写真右)。
吉澤氏はHCS2023にも来場。

BMW Motorrad R18Roctane……284万円(消費税込)~

2023年9月に発売されたR18シリーズ5番目のモデル「R18Roctane」。外観はバガー、快適性はツアラー、キャラクターはファクトリーメイドのホットロッドという、様々なスタイルを併せ持つマルチな一台だ。

BMW Motorradが誇る1800ccの水平対向2気筒ボクサーエンジンは、全域で高いトルクを発生させ、長旅でもピュアなライディングプレジャーを提供。2,000rpmから4,000rpmの領域で150Nmもの巨大トルクを。また4,750rpmで67kW(91ps)を発生する。

展示されたR18Roctaneの右隣では、ストリートアーティスト「HOLHY(Hayato Hori)」による、R18Roctaneをモチーフにしたイラスト作成もライブで披露された。

HOLHY(Hayato Hori)とは?……「循環」・「神秘」をコンセプトに、黄金長法律の螺旋に沿って西洋のテキスタイルや日本の伝統的な模様、グラフィティやカリグラフィを融合させた作品を制作するストリートアーティスト。これまでに国内外で400本を超えるライブペイントを実施し、内装デザインに関わる壁画やディスプレイの制作等を実施。国内最大の音楽フェス「フジロックフェステイバル」では9年連続でライブペイントに出演し、オフィシャルTシャツのデザインも手掛けている。
HCS2023ではヘリテイジモデルの開発に関わったローランド・シュトッカー氏も来場。

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