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日産 日産 セレナ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/04/07

日産 セレナの新型モデル情報を紹介します。日産 セレナの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。日産 セレナ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

日産 セレナ新型モデルの概要

日産 セレナは、初代モデルが1991年にデビューし、高い人気を30年以上も維持しているロングセラーミニバン。6代目が2022年11月にデビューした。

これまで家族のためのミニバンというキャラクターを全面に打ち出してきたが、新型モデルもそのコンセプトを踏襲しながら、第2世代「e-POWER」や、先進運転支援システム「プロパイロット2.0」など先進技術を積極的に投入。「家族みんなでの特別なお出かけを心から楽しみ尽くせるミニバン」へと進化を遂げている。

パワートレインは、2Lガソリンとe-POWER。それぞれに個性的な内外観が魅力のハイウェイスターVを用意した。また、ガソリンモデルには4WDをラインアップした。

日産 セレナの外観・内装デザイン

フルモデルチェンジを受けて装いを一新した日産 セレナ。エクステリアとインテリアの雰囲気はどのように進化したのだろうか? 磨きをかけた魅力を、外観と内装デザインそれぞれでチェックしてみよう。

外観:新鮮な印象を放つフロントマスク

エクステリアは親しみやすい雰囲気を持ちながら、上質でモダンな要素を取り入れている。その外観を前にしてまず目に飛び込んでくるのが、フロントマスク。Vの字をモチーフにデザインされ、3段で構成したライトまわりの造形が新しい。

これは、これまで多くの日産車の「顔」として個性を生んできた「Vモーショングリル」がさらに進化した様相だ。すべてのランプをLED化し、先進性と美しさを徹底追及。フロントとリアのすべてのランプをLED化したのも注目のポイントだ。

新たに設定された最上位グレードの「e-POWER LUXION(ルキシオン)」と、ハイウェイスターは前後エアロバンパーやサイドシルスポイラーなどを装備し、ダイナミックで力強い走りをイメージさせる。

ボディカラーは個性豊かな14種類。内訳は2トーンが4種、モノトーンが10種の設定となる。

内装:こだわり満載のインテリアデザイン

インテリアは、先進的で上質なひろびろ空間に仕立てながらも、細やかなこだわりを満載。運転席は、視界を遮る凹凸を減らし、大きな視界を得たことで、運転のしやすさをアップした。

シートは素材に高級感を持たせた一方で、子どもが乗り込むシーンを想定。お菓子の食べかすなどが隙間に入り込みにくく、また、飲み物などをこぼした時もふき取りやすい仕様にするなど、家族にとってうれしい機能にこだわっている。

また、シフトは日産初のスイッチタイプの電制シフトで、スッキリとした見た目と優れた操作性を両立した。エアコンは、直感的に使いやすい先進的なデザインのタッチパネル式。運転席、助手席、後席で別々に温度設定ができる独立温度調節機能を採用するなど、ここでも家族思いのこだわりを感じさせる。

日産 セレナのサイズ・室内スペース

日産 セレナは、ファミリーでの使用シーンを重視したミニバン。ママが運転する機会も想定され、狭い路地でのすれ違いなどの取り回しや、各席の快適性、収納の実用性はとても気になるところ。先代モデルと比べてボディのサイズや室内スペースなどはどうなったのか、ここで見ていこう。

ボディサイズ:標準モデルは5ナンバーサイズを維持

日産 セレナのボディサイズは、全長4690㎜×全幅1695㎜×全高1870㎜(2WD)。標準モデルが5ナンバーサイズをキープしている点に注目だ。なお、エアロパーツなど専用エクステリアをまとうハイウェイスターVとe-POWERルキシオンは、全長4765㎜×全幅1715㎜×全高1870㎜。全幅が1715mmあるので3ナンバーサイズとなる。

先代モデルでも同じように標準モデルが5ナンバー、ハイウェイスター系が3ナンバーというボディサイズだったので、それを踏襲したかたちだ。ライバルの新型が全車3ナンバー化されるなか、5ナンバーサイズ(全幅1695mm)を新型でも用意したのは朗報だ。

フロントサイドウインドウの下端を低い位置に設置しているのも先代同様。斜め前方の視界を広くして死角を低減するのは実にありがたい配慮だ。

室内スペース:室内の長さと幅がミニバンクラス随一

家族全員がゆったりくつろげる室内の広さが魅力。また、運転席の足の通過スペースを従来より120㎜拡大し、運転席と助手席の間の移動をスムーズにするなど、多様な使用シーンに対応する。

乗車定員は、e-POWERルキシオンが7人乗り。それ以外のグレードはすべて8人乗りで、ルキシオン以外のe-POWERモデルでも8人乗りが実現しているのが注目のポイントだ。また、シートスライド機構を3列目にも標準装備。シートを後ろに下げればゆったりとしたスペースが生まれる。

第2世代e-POWERと高剛性サスペンションがボディの動きをなめらかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑制。これによってクルマ酔いにつながる頭の急な揺れを低減してくれる。さらに、見晴らしがよく開放的な視界や、最適な位置に配置された後席専用モニターなど、視覚的にもクルマ酔いの低減を図っているのがありがたい。

収納スペース:デュアルバックドアも使い勝手アップ

全席にスマートフォンや財布などを置ける小物置き場を設置。前席など、500mlの紙パックが入るカップホルダーも重宝する装備だ。

e-POWERモデルには、100V AC電源(1500W)をオプション装備。アウトドアにおける家電製品の稼働はレジャーの質を高めてくれるうえ、災害時などの非常用電源として使えて安心感にもつながる。

バックドア全体を開けずに荷物の出し入れが可能なデュアルバックドアは、開口時のサイズを理想的な仕様として、より狭い駐車スペースでも使用できるようになっている。

日産 セレナの性能・燃費・装備

第2世代「e-POWER」の搭載によってその静粛性に大きく磨きをかけた日産 セレナだが、性能はどういった進化を遂げたのかぜひチェックしたい部分だ。しかも先進運転支援システムの「プロパイロット2.0」の搭載も見逃せない。燃費や装備・機能についてもここで見ていこう。

走行性能:e-POWERの静かさが大きく進化

1.4L・e-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代e-POWER。車両状態や走行環境に加え、ナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御する、世界初のエネルギーマネジメント技術も搭載した。これによって、エンジンの作動頻度が低減され、高い静粛性が実現した。加えて、ボディの遮音性能も大幅に向上。後部座席のパッセンジャーとも会話がしやすい静かさが生まれている。

アクセルペダルだけでスピードを自在にコントロールできる「e-Pedal Step」の操作性がアップしたのも、試乗の機会などで実際にチェックしたい部分だ。

2L直4エンジンを搭載するガソリンモデルでも走りが進化。シフトバイワイヤ方式の新世代CVTに、新コントロールバルブを採用した。また、パドルシフトの搭載もニュースだ。

安全性能:プロパイロット2.0がミニバンに

ロングドライブをサポートする先進運転支援技術のプロパイロット2.0。同⼀⾞線内でハンドルから⼿を離すハンズオフを可能にする日産自慢のシステムが、ついにミニバンのセレナに搭載された。最上位グレードのe-POWERルキシオンに装備されるが、他のグレードでもプロパイロットは全車に装備する。また、前方障害物を回避する際に、ステアリング操作を支援してくれる、衝突回避ステアリングアシストも全車に標準で装備した。

インテリジェント エマージェンシーブレーキや、インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)、ハイビームアシストなどの前方へのサポートをはじめとした、360°セーフティアシストで、全⽅位の危険の予防・回避を促し、また、よりスムーズで安⼼なドライビングをサポートしてくれる。

燃費性能:WLTCモード20.6km/Lの好燃費

燃費を優先するなら、やはりe-POWERモデルに注目したい。第2世代e-POWERに専用エンジンを組み合わせることで、120kW(163ps)の高出力をもたらしながら、優れた燃費性能を実現している。

それは、燃費がよいエンジン作動領域を使うことで、少ない燃料で必要な発電量を確保しているのが特徴。さらに、ごくわずかな減速でも回⽣エネルギーがもたらされる設定で、市街地から⾼速道路まで、優れた燃費性能を発揮する。e-POWERモデルのWLTCモード燃費はe-POWERルキシオンで18.4km/L、e-POWER・Xなら20.6km/Lという数値を達成している。

110kW(150ps)の2L直4エンジンガソリンモデルでは、WLTCモード燃費が2WD車で13.0〜13.4km/L、4WD車で11.6km/Lとなっている。

装備・機能:スライドドアがさらに使いやすく

メーターは、e-POWERルキシオンが12.3インチカラーディスプレイで、そのほかのグレードは7インチカラーディスプレイ。センターディスプレイと一体感のある統合型インターフェースディスプレイを採用する。

クルマの下に⾜先を⼊れてサッと引くアクションで、スライドドアが⾃動でオープン&クローズするハンズフリーオートスライドドア(e-POWER・XとガソリンXは未装備)は、センサー感度を高めるなど、操作性を向上。クルマに近づくと自動で解錠し、離れると自動でロックする機能も便利だ(ガソリンXの2WD車は未装備)。

一度駐車した場所を駐車枠として記録できるメモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」は日産初。記録した駐車位置に近づくと、ボタンひとつでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御するため、駐車が苦手でも安心だ。これは、e-POWERルキシオンに標準装備し、e-POWERハイウェイスターV、e-POWER・XVにオプションで用意した。リモコン操作でクルマの出し入れが可能となる「プロパイロット リモート パーキング」は、e-POWERルキシオンに標準装備した。

4WD車は、ステアリングヒーター、ヒーター付きドアミラー、前席シートヒーターを装備。セレナ初となる2列目シートヒーター(左右)も冬の朝など家族の心地よさをアップしてくれる。

日産 セレナおすすめポイント要約

これまで一貫して、時代とともに移り変わる家族のカタチに常に寄り添うことをテーマにしてきた日産 セレナ。6代目モデルでは、上質さと先進性を兼ね備えた親しみやすいデザインが特徴だ。

広く快適性にあふれる室内スペースのほか、ファミリー層の難敵となるクルマ酔いを軽減する技術や、ドライブ中の会話も弾む優れた静粛性を生む第2世代e-POWERなど、家族のために考え尽くされた使いやすい仕様や装備が満載されている。

プロパイロット2.0やプロパイロット パーキングなど先進装備にこだわるなら最上級グレードのe-POWERルキシオンが、購入候補の筆頭になるが、5ナンバーサイズにこだわるのもファミリーカーにとってひとつの鍵となるだろう。ベーシックグレードのフロントマスクがソフトな印象で、幅広い層に受け入れやすいデザインなのも注目のポイントになる。

日産セレナ 2023年12月発売モデル

e−パワー ハイウェイスターV 90周年記念車

価格 378万円
排気量 1400cc
駆動方式 FF
最高出力 98 ps(72 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(12.5 Nm)/5600rpm
乗員 8名
燃費 -

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