目次
PORSCHE 911 Targa
登場から半世紀を記念してデビューは来年か?
「992.2」とも呼ぶべき次期型「ポルシェ911」のラインナップには、「タルガ」も含まれているだろう。今回目撃されたプロトタイプには大掛かりなカモフラージュは施されず、テストが終盤に近いことを感じさせる。ただし、そのデビューは初代の登場からちょうど50年を迎える来年になる公算が高そうだ。
タルガGTSは電動化でパワーアップ?
撮影された「ポルシェ911 タルガ」次期型のプロトタイプには、センターロックホイールが装着されているのが分かる。また、フロントバンパーにアグレッシブな造形のアクティブグリルベーンが装着されていることから、GTSモデルである可能性が高い。
現行のGTSは450PSのカレラSと同じベーシックな3.0リッター水平対向6気筒ターボエンジンを搭載しているが、チューニングによって480PSを発揮すると予想されている。イエローのステッカーがウインドウに貼られているテストカーも目撃されており、ポルシェが911用に開発を進めているハイブリッドパワートレインがタルガGTSに搭載されることも考えられる。
ポルシェ・アメリカ公式ウェブサイトによると、PDK仕様の現行911カレラ4Sの車両重量が1582kg、同コンバーチブルが1652kgとされている。タルガ4Sは1672kgと重く、0-60mph(97km/h)加速がクーペよりもコンマ2秒遅い3.6秒となっている。今回のフェイスリフトでどの程度のパワーアップが図られるかは、続報を待ちたい。