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Lamborghini Countach LP500
オーナーやサプライヤーの前で走行シーンを披露
ポロストリコで再製作されたカウンタック LP500は、イタリア・コモ湖で開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ(Concorso d’Eleganza Villa d’Este)」で初公開。今回行われた「カウンタック LP500:ザ・シェイクダウン」には、LP500をオーダーしたコレクターや製作に参加したサプライヤーが招待された。
ヴィッツォラ・ティチーノ・サーキットがイベントの場に選ばれたのは、ヴィラ・デステでの初公開を前にカウタック LP500のシェイクダウンを行った場所だからだという。LP500の再製作においても、ヒストリックカーのレストアを行った後、オーナーへと返却する前に行われる検証テストと同じプロセスが踏まれた。
サンタアガタのミュージアムで一般公開中
今回のシェイクダウンイベントでは、カウンタック LP500がサーキットを数周し、そのエキゾーストノートをゲストの前で響かせている。ポロストリコの責任者を務めるジュリアーノ・カッサートロは今回のイベントについて、次のようにコメントした。
「カウンタック LP500は、その美しさだけでなく、機能性も兼ね備えていることが、テストやサーキットでのシェイクダウンで確認されました。また、標準のLP400に比べてタイヤサイズを大きくしたことで(フロント40mm・リヤ50mm拡大)、魅力的で均整のとれた美しさを得ました。デビューから半世紀を経てもなお、モダンな雰囲気を醸し出しています」
「今回、お客様と一緒に、クルマの完成を祝うことが重要だと考えました。また、このクルマの製作に多くの時間を費やしたサプライヤーの皆さんと、実際に動いているカウンタック LP500を見て興奮を共有することも重要だと考えました」
カウンタック LP500は11月15日まで、サンタアガタ・ボロネーゼの「MUDETEC ミュージアム」で展示中。このほかにもカウンタック LP400、5000 クアトロヴァルヴォーレのチューブラーシャシーなども公開されている。