2025年の正式発表を前に「ルノー 5 ターボ 3E」生産仕様を公開

1980年代の“伝説のラリーカー”がEVで復活!「ルノー 5 ターボ 3E」をワールドプレミア【動画】

ルノーは、1980年代にラリーで活躍した「5 ターボ」をオマージュした、フル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」を公開した。
ルノーは、1980年代にラリーで活躍した「5 ターボ」をオマージュした、フル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」を公開した。
2024年12月13日からAmazonプライムビデオにおいて配信がスタートした、ドキュメンタリーシリーズ『Anatomy of a Comeback』(日本での公開は未定)。このルノーの復活を描いたドキュメンタリーシリーズにおいて、ルノーは2025年にデビューを予定しているフル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」の市販仕様を世界初公開した。

Renault 5 Turbo 3E

ルノーの復活を描いた映像作品内で公開

ルノーは、1980年代にラリーで活躍した「5 ターボ」をオマージュした、フル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」を公開した。
2022年にコンセプトカーとして発表された「ルノー 5 ターボ 3E」の市販仕様公開の場として、ルノーは自社の復活を描いたAmazonプライム・ビデオのドキュメンタリー作品『Anatomy of a Comeback』を選んだ。

経営危機に陥ったルノーの復活を追ったドキュメンタリー『Anatomy of a Comeback』が、Amazonプライム・ビデオにおいて12月13日から配信がスタートした。

2020年代初頭、経営破綻の危機に瀕したルノーが打ち出したのは、自動車業界では類を見ない変革のロードマップ「ルノーリューション(Renaulution)」だった。ルノーリューショの過程を追ったドキュメンタリー『Anatomy of a Comeback』では、ルノー 5などのデザイン過程、開発の様子、アルピーヌF1チームのパドックなど、普段は絶対に見られない貴重な映像が満載となっている。

今回、世界初の試みとして、ルノーはドキュメンタリーフィルム内でニューモデルを初公開した。エピソード4の最後に、ルノーグループCEOのルカ・デメオ、ルノーブランドCEOのファブリス・カンボリーヴ、ルノーのデザイン担当副社長を務めるジル・ヴィダルが、ルノーのデザイン部門を訪れ、市販仕様として開発された「ルノー 5 ターボ 3E」と対面する様子が描かれている。

500PSを超える電動パワートレインを搭載

ルノーは、1980年代にラリーで活躍した「5 ターボ」をオマージュした、フル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」を公開した。
初代5 ターボがリヤミッドシップの後輪駆動だったことをオマージュし、「5 ターボ 3E」はリヤアクスルに2基のモーターを搭載した後輪駆動EVとしてデビューする。

『Anatomy of a Comeback』では、市販仕様についていくつかの情報も明らかにされた。2022年のパリ・モーターショーでコンセプトカーとして発表された「5 ターボ 3E」は、迫力の前後フェンダーなど、市販仕様でも初代「5 ターボ」や「5 ターボ2」をオマージュしたエクステリアを採用。1980年代に世界ラリー選手権(WRC)で活躍した5 ターボでお馴染み、イエロー/ブラック/ホワイトという、“ルノー・ワークス”カラーがチョイスされている。

5 ターボ 3Eは、グループBラリーカーを思わせるワイドフェンダーを纏ったレトロフューチャーデザインに、ルノーが誇る最新のフル電動パワートレインを搭載。ボディシェルには、軽量かつ高剛性なカーボンファイバーが積極導入された。5 ターボの代名詞でもあるリヤのエアインテークには、現代的な充電用ポートが備えられている。

初代5 ターボがリヤミッドにエンジンを搭載した後輪駆動だったことをオマージュし、、5 ターボ 3Eはリヤアクスルに2基の電気モーターを配置した後輪駆動レイアウトを採用。最高システム出力は500PSを超え、0-100km/h加速はわずか3.5秒と、スーパースポーツを凌駕する加速性能を実現しているという。

初代5ターボの発表から44年、ルノーは『Anatomy of a Comeback』において、究極のスポーツアイコンのワールドプレミアを行った。2025年には、5 ターボ 3Eのデビューをさらに盛り上げる、様々な企画も準備されているという。

『Anatomy of a Comeback』予告編を動画でチェック!

フル電動コンパクト「ルノー 5 E-Tech エレクトリック」のエクステリア。

「サンク」が復活! コンセプトカーのようなフル電動「ルノー 5 E-Tech エレクトリック」がデビュー【動画】

ルノーが、象徴的なコンパクトカー「サンク」をEVとして復活させた。ジュネーブ・モーターショーにおいて発表された新型フル電動コンパクト「5 E-Tech エレクトリック」は、往年の名車「サンク」のデザインを現代的に解釈し、機能と楽しさを追求したデジタルコンポーネントを搭載している。ヨーロッパにおいて、2024年9月から販売をスタートするという。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…