プレイバック! 東京オートサロン2022【impulse SUPER CARBON】

C6コルベットのボディをフルカーボンへと換装! 【impulse SUPER CARBON:東京オートサロン2022】

東京オートサロン2022、impulse SUPER CARBONの出展ブース
impulse SUPER CARBONが東京オートサロン2022のブースに出展していたコルベット C6。フルカーボンによるボディワークが会場の視線を集めた。
2年ぶりに開催された東京オートサロン2022。今回も魅力的かつ個性的なメイクスが多数出展され、クルマ趣味の多様性と可能性を存分にアピールしていた。ここでは会場で見かけた多くの出展から、GENROQ Webが厳選したモデルを紹介していく。

impulse SUPER CARBON
Chevrolet Corvette C6 / Toyota Corolla Levin AE86

フルカーボンボディでC6コルベットを再構築

東京オートサロン2022、impulse SUPER CARBONの出展ブース
伝統的なFRレイアウトによるロングノーズ・ショートデッキのC6コルベットは未だ色褪せない魅力をもつが、そのボディにフルカーボン仕様を与えて現代スーパースポーツに迫らんばかりのアグレッシブさを表現。

世界を驚愕させたハコスカ(KPGC10)のカーボンボディで一躍名を馳せたインパルス。製造工程が極めて難しいといわれるドライカーボン成型だが、同社では驚異的な精度で作品を作り上げている。

今回東京オートサロン2022に持ち込まれ、初のお披露目となった2007年式のシボレー コルベットはボンネット、ドア、トランク、ルーフがドライカーボン製へと変更され、今後は前後のオーバーフェンダー、バックパネル、リヤスポイラーをドライカーボン製へと作り替えるという。

レーシーなフルカーボンを纏ったAE86もディスプレイ

東京オートサロン2022、impulse SUPER CARBONの出展ブース
全身に施されたフルカーボンキットもさることながら、トランスミッションを86 BRZの6速MTに換装し、4-2-1のステンレスエキゾーストマニフォールドやチタンマフラーを備えるなど、一線級の戦闘力をもつカスタムマシンに仕上がっている。

また、フルカーボンボディキットを装着したカローラレビンもブース展開。現代目線ではただでさえ軽量なAE86にカーボンボディを与え、さらにフルチューンを施した4AGを搭載するとあっては、そのスポーツパフォーマンスはかなり高いレベルに達しているだろうことは想像に難くない。

最近では熱硬化性樹脂「CBZ」など、樹脂の進化により成形しやすくなったといわれるドライカーボンだが、そこにはマイスターならではの経験と計算は欠かせない。同社の技術と熱きチャレンジスピリットに期待するべし。

REPORT/並木政孝(Masataka NAMIKI)

【関連リンク】
・impulse 公式サイト
https://www.e-impulse.co.jp/

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