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impulse SUPER CARBON
Chevrolet Corvette C6 / Toyota Corolla Levin AE86
フルカーボンボディでC6コルベットを再構築
世界を驚愕させたハコスカ(KPGC10)のカーボンボディで一躍名を馳せたインパルス。製造工程が極めて難しいといわれるドライカーボン成型だが、同社では驚異的な精度で作品を作り上げている。
今回東京オートサロン2022に持ち込まれ、初のお披露目となった2007年式のシボレー コルベットはボンネット、ドア、トランク、ルーフがドライカーボン製へと変更され、今後は前後のオーバーフェンダー、バックパネル、リヤスポイラーをドライカーボン製へと作り替えるという。
レーシーなフルカーボンを纏ったAE86もディスプレイ
また、フルカーボンボディキットを装着したカローラレビンもブース展開。現代目線ではただでさえ軽量なAE86にカーボンボディを与え、さらにフルチューンを施した4AGを搭載するとあっては、そのスポーツパフォーマンスはかなり高いレベルに達しているだろうことは想像に難くない。
最近では熱硬化性樹脂「CBZ」など、樹脂の進化により成形しやすくなったといわれるドライカーボンだが、そこにはマイスターならではの経験と計算は欠かせない。同社の技術と熱きチャレンジスピリットに期待するべし。
REPORT/並木政孝(Masataka NAMIKI)
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