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Jeep Commander/Grand Cherokee
最新ジープを2モデル同時発表
恐竜の化石が展示される異様な空間の中、登場したStellantisジャパン代表取締役社長兼CEOのポンタス・ヘグストロム氏は「ジープは国立科学博物館で発表会を行った初めてのブランドとなりました。はるか昔に大地を駆け回っていた恐竜とジープは共通しています。恐竜と違うのはジープはこれからも進化し続けるということです」と力強いスピーチを行った。
今回の主役であるコマンダーはジープのプレミアムセグメントに属するミッドサイズSUVだ。ジープブランドの同セグメントの主力モデルであったチェロキーが昨年生産中止となったため、3列シートのミッドサイズSUVであるコマンダーを導入したという。
コマンダーのパワートレインはジープ・ブランドでは初採用となる2.0リッター直4ディーゼル(170ps/350Nm)となり、9速ATが組み合わされる。
グラチェロにはプラグインHV仕様も追加
ジープならではの悪路走破性はもちろんのこと、コマンダーは最新モデルだけあり、ADASも充実している。アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、リヤクロスパスティクティクションなど、最新の運転支援システムが満載だ。
ジープのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーには標準モデル(2列シート)が加わった。2.0リッターターボを搭載するガソリン車と2.0リッターターボに2基の電気モーターを組み合わせたPHVが用意される。PHVモデルはモーターのみで最長53kmの走行が可能だ。
気になる価格はコマンダーが597万円、グランドチェロキー標準モデルが892万~1227万円となる。