マクラーレンとバウワース アンド ウィルキンスのコラボから生まれたワイヤレスヘッドフォン

「マクラーレン」と「バウワース アンド ウィルキンス」のこだわりがすごいワイヤレスヘッドフォン「Px8マクラーレン・エディション」

PHVスーパースポーツカー「マクラーレン アルトゥーラ」のデビューを記念して登場したPx8マクラーレン・エディション。Px8のリファレンス・グレードの音質はそのままに、両社のパートナーシップを象徴する特別なデザインとなっているという。
PHVスーパースポーツカー「マクラーレン アルトゥーラ」のデビューを記念して登場したPx8マクラーレン・エディション。Px8のリファレンス・グレードの音質はそのままに、両社のパートナーシップを象徴する特別なデザインとなっているという。
英国のプレミアム・オーディオブランド「バウワース アンド ウィルキンス(Bowers & Wilkins)」が、マクラーレン・オートモーティブとのコラボ企画としてフラッグシップ・ワイヤレスヘッドフォン「Px8」の特別デザインバージョン「Px8マクラーレン・エディション(Px8 McLaren Edition)」を発売する。

Px8 McLaren Edition

長年のパートナーシップの上に

ガルバニック・グレーの仕上げと、パパイヤオレンジのハイライトを特徴とするPx8マクラーレン・エディション。パパイヤオレンジは、言うまでもなく創業者ブルース・マクラーレンの初期のレーシングカーから生まれた有名なパパイヤオレンジに由来する。

「Px8マクラーレン・エディション(Px8 McLaren Edition)」は、「バウワース アンド ウィルキンス(Bowers & Wilkins)」とマクラーレン・オートモーティブの長年にわたるコラボレーションから生まれた、初のヘッドフォンだ。Px8マクラーレン・エディションは、PHVスーパースポーツカー「マクラーレン アルトゥーラ」のデビューを記念し、Px8のリファレンス・グレードの音質はそのままに、両社のパートナーシップを象徴する特別なデザインとなっているという。

両社のパートナーシップは確かな技術基盤の上に築かれている。それはスピードテール、GT、そして最新のアルトゥーラに搭載されたバウワース アンド ウィルキンスのオーディオシステムが、既に3つのiFデザイン賞を受賞したことによって証明されている。ラウドスピーカーの性能の限界を押し広げるバウワース アンド ウィルキンスのゴールは、オリジナルの録音を可能な限り忠実に再現すること。つまり、録音された音を歪ませたり、変化を加えたりしないことである。この完璧さを追求する精神は、創業者ジョン・バウワースが築き上げたもので、今なお連綿と受け継がれているという。

当然マクラーレン初の量産PHVスーパースポーツカー、アルトゥーラでも、バウワース アンド ウィルキンスは、マクラーレンのデザインチームやエンジニアリングチームと密接に連携して、最適化されたオーディオシステムを作り上げた。これまでのマクラーレン車と同様、最新のスピーカー技術が取り入れられている。技術と性能に導き出されたマクラーレンの美学を共有し、バウワース アンド ウィルキンスの代名詞である優れたサウンド品質を楽しめるワイヤレスヘッドフォンである。

豊かで緻密なサウンドステージ

Px8マクラーレン・エディションのサウンドクオリティは、バウワース アンド ウィルキンスがこれまでに作り上げてきたワイヤレスヘッドフォンの中でも、最高レベルという。その核心は、新設計の40mmカーボンコーン・ドライブユニットによる圧倒的なディテールと解像度、そして豊かに広がるサウンドステージだ。

バウワース アンド ウィルキンスのリファレンス・グレードのスピーカーにも採用される技術にインスパイアされており、そのカーボンコーン・ドライブユニットは、振動板外周のすべての点からリスナーの耳までの距離が一定になるように、イヤーカップ内で慎重に角度が付けられ、より没入感に優れた緻密なサウンドステージを描き出すという。

Px8マクラーレン・エディションは、ガルバニック・グレーの仕上げと、パパイヤオレンジのハイライトを特徴としている。パパイヤオレンジは、言うまでもなく創業者ブルース・マクラーレンの初期のレーシングカーから生まれた有名なパパイヤオレンジにインスパイアされたものである。

高いノイズキャンセリング機能

マクラーレンのスーパーカーで味わえる没入感を、オーディオでも楽しめるようになるだろう。

QualcommのaptX Adaptiveワイヤレス技術により、対応するスマートホン、タブレット、コンピューターから素晴らしい音質を引き出す一方で、USB-Cおよび3.5mmアナログケーブルでの接続にも対応し、各種ケーブルが特別仕様のキャリングケースに同梱されている。ワイヤレスでも有線でも接続方法を問わず、超高性能なドライブユニットとバウワース アンド ウィルキンスが自ら開発したパワフルなデジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)により、主要なストリーミングサービスから24bitの高解像度なサウンドを届けるという。

バウワース アンド ウィルキンスが独自に最適化したノイズキャンセリング技術を採用したPx8マクラーレン・エディションは、その処理を行う際に音楽性をいささかも損なうことなく、不要なノイズだけを効果的に取り除くことができるという。最良の結果を導くのは、6つの高性能マイクロホン。2つは各ドライブユニットの出力をモニターし、2つは外部からの環境ノイズを収音。そして残りの2つは、通話時のノイズ抑制を強化して、話し相手に明瞭な音声を届けるために使用されるという。

マクラーレン・オートモーティブ、チーフ・セールス&マーケティング・オフィサー、ジョージ・ビッグスは次のようにコメントした。

「Px8マクラーレン・エディションを発表できたことを嬉しく思います。その基盤となったマクラーレンとバウワース アンド ウィルキンスのコラボレーションは、長年にわたるもので、数々の受賞歴もあります。限界を押し広げるイノベーションと完璧さの追求という共通の精神は、両ブランドがコラボレーションしたこれまでの全ての製品にはっきり表れています。新たなヘッドフォンによって、マクラーレンのスーパーカーで味わえる没入感のあるオーディオ・エクスペリエンスを、様々な場所でも楽しめるようになりました」

Px8マクラーレン・エディションは、マクラーレン正規販売店にて販売予定だという。

ダンロップコーナーを立ち上がるアルトゥーラ。サスペンションセッティングとEデフの効き方が素晴らしくマッチしていた。

「肝はEデフの制御にある」富士スピードウェイでマクラーレン アルトゥーラを全開走行

マクラーレンの新時代を切り拓くPHV、それがアルトゥーラだ。先月日本に上陸したばかりだが、早くもサーキットテストの機会を得た。富士スピードウェイで本誌おなじみの田中哲也が実力を測る。

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著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…