「アストンマーティン×ボウモア」コラボウイスキーがオークションに

アストンマーティンが発表したコラボウイスキー「ボウモア ARC-52 木目エディション」は推定落札価格2400万〜3800万円

カーボンファイバーで木目金が表現された、美しいデキャンタを持つ「ボウモア ARC-52 木目エディション」。
世界に1本限りのスコッチウイスキー、美しい木目金の専用デキャンタを採用した「ボウモア ARC-52 木目エディション」。
アストンマーティンとボウモア蒸留所がコラボレーションし、52年物のヴィンテージウイスキーを使用した「ボウモア ARC-52 木目エディション」が発表された。世界に1本しか存在しない貴重なスコッチウイスキーは、2023年5月26日、ロンドンのサザビーズで行われるチャリティオークションに出品される。

Bowmore ARC-52 Mokume Edition

サザビーズのチャリティーオークションに出品

「ボウモア ARC-52 木目エディション」は、5月26日に英国・ロンドンのサザビーズで行われるチャリティーオークションに出品。落札者にはアストンマーティン DBX ボウモア エディションでの、スコットランド・アイラ島への旅もプレゼントされる。
「ボウモア ARC-52 木目エディション」は、5月26日に英国・ロンドンのサザビーズで行われるチャリティーオークションに出品。落札者にはアストンマーティン DBX ボウモア エディションでの、スコットランド・アイラ島への旅もプレゼントされる。

スコットランド・アイラ島のボウモアを拠点とする「ボウモア蒸留所(Bowmore Distillery)」は、1779年に設立された、スコッチウイスキー屈指の老舗蒸留所。2014年以降、日本のサントリーの子会社となっている。

今回、アストンマーティンとボウモアという、イギリスを代表するふたつのブランドによる、ユニークで非常に1点物のコラボレーションウイスキー「ボウモア ARC-52 木目エディション」が製作された。

「ボウモア ARC-52 木目エディション」は、5月26日に英国・ロンドンのサザビーズで行われるチャリティーオークションに出品。収益はボウモア・レガシー基金へと寄付され、ボウモア在住の若者の雇用促進、障碍者への雇用トレーニング、住居支援などに使われる予定だ。

推定落札価格は14万~22万ポンド(2400万~3800万円)。落札者には、ボウモア蒸留所でのスペシャル体験が用意されるほか、アイラ島滞在中に18台のみが限定生産された「アストンマーティン DBX ボウモア エディション」をドライブすることができるという。

日本の「木目金」を表現したデキャンタ

カーボンファイバーで木目金が表現された、美しいデキャンタを持つ「ボウモア ARC-52 木目エディション」。
1点物のシングルモルトウイスキーのために、アストンマーティンとボウモアは、日本の金属加工技術「木目金」を使った専用デキャンタを製作した。

今回、アストンマーティンの最先端技術と、ボウモアのクラフトマンシップが融合し、52年物のシングルモルトを入れる専用デキャンタが製作された。このワンオフ・エディションのコンセプトは、日本の金属加工技術「木目金(もくめがね)」に由来。独特の層状のパターンを持ち、まるで木目のような混合金属の積層が作り上げられている。

ヴァルキリーやF1マシンと同様に、デキャンタの彫刻的なトップ構造は、最高品質のカーボンフィラメントを採用。木目や岩を重ねたような、自然の美しさを表現するため、木目を映し出す独自の加工が施された。これは、ボウモア蒸留所のあるインダール湖にある黒い岩と、この特別な52年物のウイスキーを熟成させた樽の内部を表現しているという。

また容器は自然と人工物がシームレスに融合し、2点でバランスをとりながら、ほとんど重さを感じさせないフォルムを実現。安定感がありながら、洗練された軽やかさを感じさせるプロポーションは、カーデザインにおける「均衡」を意味している。そのデザインには、最新の3Dプリンタと手作業によるクレイモデリングが採用された。

アストンマーティンとボウモアがコラボレーションして生まれたシングルモルトウイスキー「ボウモア マスターズ セレクション」。ボトル

アストンマーティンこだわりの「黄金比」が採用されたウイスキーとは。ボウモアのマスターズセレクションが誕生

アストンマーティン ラゴンダは2021年11月8日、公式パートナーシップを提携している老舗モルト醸造所「ボウモア」とのコラボレーションシリーズとして「Bowmore Masters’ Selection」をリリースすると発表した。価格は税抜き300ドル(約3万3000円)で、英国、ドイツ、カナダ、中国など世界各国のマーケットで販売する。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…