【ル・マン24時間】【WEC】フェラーリ 499Pが予選で1-2体制

ル・マン24時間予選で「フェラーリ499P」50号車がトップタイムを叩き出してハイパーポールへ進出【動画】

ル・マン24時間初挑戦となるフェラーリ 499P 50号車がトップタイムを記録。フェラーリは1-2体制で、ハイパーポールへの進出を決めた。
ル・マン24時間初挑戦となるフェラーリ 499P 50号車がトップタイムを記録。フェラーリは1-2体制で、ハイパーポールへの進出を決めた。
2023年6月7日、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ル・マン24時間レースの公式走行セッションがスタート。初日となったこの日は、2度の公式練習走行と翌日に行われるハイパーポールへの出場権をかけた予選が行われ、フェラーリ・AFコルセのプロトタイプレーシングカー「フェラーリ 499P」50号車が3分25秒213を記録。チームメイトの51号車を従えて、予選トップでハイパーポールへの進出を決めた。

Ferrari 499P

連覇を続けるトヨタ2台を上回るタイム

ル・マン24時間初挑戦となるフェラーリ 499P 50号車がトップタイムを記録。フェラーリは1-2体制で、ハイパーポールへの進出を決めた。
予選後半、2台のフェラーリ 499Pが、ル・マンを連覇するトヨタ GR010 HYBRIDを上回るタイムを記録。見事、1-2体制でハイパーポールへの進出を決めた。

100周年を迎える今年のル・マン24時間レースは、6月7日に全カテゴリーの車両が同時走行する予選セッションを実施。各カテゴリーの上位8台が、6月8日に行われるハイパーポールへ出場し、それぞれ4列目までの決勝スターティンググリッドが決定する。

午後7時ながらも30℃と蒸し暑いコンディションの中、60分の予選セッションがスタートしたが、アクシデントによる2度の赤旗中断で前半が終了。後半の25分間でフェラーリ勢が素晴らしいスピードを披露した。

フェラーリ・AFコルセは、フェラーリ 499P 50号車(アントニオ・フォコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン)が、経験豊富なライバルを従えて3分25秒213のトップタイムを記録。さらに、499P 51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョヴィナッツィ)も3分25秒412の2番手タイムで続き、フェラーリは1-2体制でハイパーポールへの進出が決まった。

ハイパーポールで逆転を狙うトヨタ

赤旗やコース上の渋滞でなかなかタイムを刻めなかったトヨタ勢。フェラーリ勢から僅差の3番手、4番手タイムをマークし、ハイパーポールに進出している。
赤旗やコース上の渋滞でなかなかタイムを刻めなかったトヨタ勢。フェラーリ勢から僅差の3番手、4番手タイムをマークし、ハイパーポールに進出している。

予選3番手は3分25秒485を記録したトヨタ GR010 HYBRID 7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)、4番手は、3分25秒749のトヨタ GR010 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)と、連覇を狙うTOYOTA GAZOO Racingの2台が僅差で続いた。

こちらもル・マン24時間初出走となる、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのポルシェ 963 5号車(デイン・キャメロン/ミカエル・クリステンセン/フレデリック・マコヴィッキィ)が3分25秒848をマークし、予選5番手を得ている。現地時間6月8日午後8時からハイパーポールを実施、いよいよポールポジションと決勝に向けたグリッドが決定する。

ル・マン24時間レースの予選を動画でチェック!

第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースで3位表彰台を獲得した、フェラーリ 499P 51号車。 499Pにとって初挑戦となるル・マンに向けて、各ドライバーが意気込みを語った。

50年ぶりにトップカテゴリーに復帰するフェラーリ「499P」51号車ドライバー達が語る「100周年のル・マン24時間」

いよいよ、来週末(6月8〜11日)に迫った世界耐久選手権(WEC)第4戦ル・マン24時間レース。フェラーリ・AFコルセは、ハイパーカー規定で開発されたプロトタイプレーシングカー「フェラーリ 499P」を2台投入する。499Pのル・マン・デビューを前に、51号車をドライブするアレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィの3名が意気込みを語った。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…