【WEC】開幕戦セブリングでフェラーリ 499Pが3位表彰台

WEC開幕戦でポールからスタートしたフェラーリ 499Pがトヨタに続く3位フィニッシュ【動画】

フェラーリがワークス体制で耐久レースに参戦してから50年、ついにWECへのワークス復帰を果たしたフェラーリ。フェラーリ 499P 50号車は予選で見事ポールポジションを獲得する。
ポールシッターのフェラーリ 499Pが50号車が、デビュー戦のセブリング1000マイルを3位で走り切った。
3月17日金曜、2023年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦セブリング1000マイルの決勝レースが開催され、ポールポジションからスタートしたAFコルセのフェラーリ 499P 50号車は、デビュー戦で3位表彰台を獲得した。レースはトヨタ GR010 ハイブリッド 7号車が優勝。2位にもトヨタの8号車が入り、トヨタが1-2フィニッシュを飾っている。

Ferrari 499P

耐久レースへの復帰を果たしたフェラーリ

フェラーリがワークス体制で耐久レースに参戦してから50年、ついにWECへのワークス復帰を果たしたフェラーリ。フェラーリ 499P 50号車は予選で見事ポールポジションを獲得する。
フェラーリがワークス体制で耐久レースに参戦してから50年、ついにWECへのワークス復帰を果たしたフェラーリ。フェラーリ 499P 50号車は予選で見事ポールポジションを獲得する。

2023年シーズンのWECのトップカテゴリーに、フェラーリはル・マン・ハイパーカー(LMH)規定で開発された2台のプロトタイプレーシングカー「499P」を投入。

デビュー戦のセブリング1000マイルでは、アントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセンがドライブする50号車が予選でポールポジションを獲得。アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィの51号車も、4番グリッドからスタートした。

ペナルティを受けながらも3位でフィニッシュ

荒れた展開となったレースでトヨタのペースにこそついて行けなかったものの、キャデラックやポルシェの追撃をかわし、50号車がデビュー戦で見事3位表彰台を獲得した。
荒れた展開となったレースでトヨタのペースにこそついて行けなかったものの、キャデラックやポルシェの追撃をかわし、50号車がデビュー戦で見事3位表彰台を獲得した。

フロリダのまぶしい日差しが降り注ぐ中、17日の現地時間正午に長いレースがスタート。ポールシッターの50号車は序盤にトップを走行するも、レースペースで勝るトヨタの2台にパスされ3番手にポジションダウン。その後、ドライブスルーペナルティなどを受ける場面もあったが、50号車はレースを通して2台のトヨタを追い続けた。

50号車はレース終盤、4番手につけるキャデラックからのプレッシャーを受けながらも、アントニオ・フォコが抜群のコントロールで抑え切り、見事3位でフィニッシュ。フェラーリの耐久レース復帰初戦をポディウムで飾った。

一方、51号車はLMGTE Amカテゴリーのフェラーリ 488 GTEと接触しコースオフ。マシンに大きなダメージを負ったもののピットでマシンを修理し、7位でレースを走り切っている。

WEC開幕戦セブリングを動画でチェック!

1973年のル・マン以来のポールポジションを獲得した、AFコルセのフェラーリ 499P 50号車。

WEC開幕戦セブリング予選で「フェラーリ 499P」がトヨタの2台を上回りポールポジションを獲得

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