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TOYOTA GR Supra
単独開発の次期型スープラ

BMWと共同開発された5代目となる現行スープラは、4代目「A80型」が2002年に生産終了して以来、17年ぶりの復活で世界的な話題となった。兄弟モデルの「BMW Z4」が現行モデルをもって生産を終了することが噂されており、スープラ次期型の登場も危ぶまれていた。
だが、トヨタの北米グループ副社長であるデイブ・クリスト氏が、たとえ単独でも次期型を開発する可能性を示唆しており、発売の可能性は高い。
流麗かつアグレッシブなエクステリアを予想

これまでに入手した様々な情報を元に、スクープ班が予想CGを製作した。フロントエンドはかなり攻撃的なデザインになることが期待される。大型の台形グリル下部には、スープラの特徴であるスリットタイプの小グリルを内蔵。
ヘッドライトはトヨタの特徴といえるハンマーヘッドを採用し、細くシャープな4灯型プロジェクターを内蔵した。サイドビューは流麗なシルエットとするとともに、Cピラー部分に段差をつけて躍動感を与えてみた。
新開発の2.0リッターターボでBMW越え

パワートレインに関しては、2024年始めにBEV(バッテリーEV)として登場するという情報をキャッチしていた。しかし、世界的なEV市場拡大の鈍化を考慮して、内燃機関とモーターを組み合わせたハイブリッドが有力なようだ。
現段階での最有力は、トヨタがスバルおよびマツダと共同で行った「マルチパスウェイワークショップ」で発表した、新開発2.0リッター直4ターボエンジンだろう。この場合、「スープラA90 Final Edition」が搭載するBMW製3.0リッター直6ターボの最高出力435PSと同レベルかそれ以上が期待できそうだ。
開発が順調に進めば、次期型スープラのデビューは2026年後半、または2027年初頭と予想する。ファンが熱望する純粋な「トヨタスープラ」が誕生するかに注目だ。
PHOTO/APOLLO