「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」フランスで様々なイベントに参加

今年正式発売の「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」全仏オープンでの展示や音楽フェスの開催も【動画】

ヨーロッパにおいて、2025年から発売を予定している「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」。2025年は様々なイベントへの参加が企画されている。
ヨーロッパにおいて、2025年から発売を予定している「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」。2025年は様々なイベントへの参加が企画されている。
2024年10月にパリ・モーターショーでワールドプレミアされた、フル電動クロスオーバー「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」。正式発売される2025年、2月9日まで開催されていたレトロモービルでの展示に続き、様々なイベントへの参加が予定されている。

Renault 4 E-Tech electric

パリ・サロンに続きレトロモービルで展示

2月9日までヴェルサイユで開催されていたレトロモービルでは、モデルの元祖となった「ルノー 4 スーパー」と共に「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」が展示された。
2月9日までヴェルサイユで開催されていたレトロモービルでは、モデルの元祖となった「ルノー 4 スーパー」と共に「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」が展示された。

「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」は、ルノー・グループが開発したコンパクトカー用フル電動プラットフォーム「AmpR スモール」をベースに、初代キャトルのDNAを継承したフル電動クロスオーバー。バッテリーサイズの異なる「コンフォートレンジ(最大航続距離400km)」と「アーバンレンジ(最大航続距離300km)」という2種類のパワートレインが用意された。

2024年10月、パリ・サロンでワールドプレミアされた「4 E-Tech エレクトリック」は、2025年に予定されている正式発売に向けて、様々なイベントへの参加やアクティビティが予定されている。まずは、ヴェルサイユ万博公園で開催された、第49回レトロモービルでは、リブートデザインのベースとなった1970年代のアイコン「ルノー 4 スーパー」と共に展示され、多くの観客からの注目を集めることになった。

ルノーのグローバルCMO兼、全ブランド担当チーフブランディングオフィサーを務めるアルノー・ベローニは、「4 E-Tech エレクトリック」に計画されている施策について、次のように説明した。

「ルノー 4 E-Tech エレクトリックの発売に向けて、私たちは発見が詰まったスペシャルでエキサイティングなプログラムを用意しました。これらの特別なイベントは、“キャトル”を継承したニューモデルの冒険心を皆さんと共有する招待状となるでしょう。同時に、すべてのお客様に驚きに満ちた最高のお祭り体験をお届けします」

キャトルのラリーイベントにブースを設置

初代キャトルによるヒストリックラリーイベント「ラリービレッジ・オブ・4Lトロフィー」では、専用ブースを設置。春から夏にかけても、様々なイベントが企画されている。
初代キャトルによるヒストリックラリーイベント「ラリービレッジ・オブ・4Lトロフィー」では、専用ブースを設置。春から夏にかけても、様々なイベントが企画されている。

2月19〜20日にピアリッツで開催されるヒストリックラリー「ラリービレッジ・オブ・4Lトロフィー(Rally village of the 4L Trophy)」では、会場に「4 E-Tech エレクトリック」専用スタンドを設置し、3台のモデルが展示される。

また、イベント期間中はルノーのマーチャンダイジングバンが登場。新たにデザインされた「R4コレクション」の限定商品を販売する。2月20日午前9時からは、無料の音楽イベント「エレクトロ・ブレックファスト」も開催される予定だ。

5月には国際メディアやジャーナリストに向けた、大規模な試乗会を実施。5月19日から6月8日まで、パリのローラン・ギャロスで開催されるテニスの全仏オープンでは、公式パートナーとして「4 E-Tech エレクトリック」に加えて、特別仕様車「ルノー 5 ローラン・ギャロス」が初公開される。

6月20〜22日には、パリのブローニュの森にあるシャレ・デ・イルにおいて、「4 E-Tech エレクトリック」をフィーチャーした音楽フェス「festiv4L」が開催される。入場料は無料となっており、国際的に高い人気を誇るフランス人ミュージシャンの参加も予定。また、会場においては試乗イベントも実施される。

正式発売に先駆けてビビットなアクセサリーを公開

正式発売に先駆けて、インテリアにエッセンスを加える「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」専用アクセサリーも公開された。
正式発売に先駆けて、インテリアにエッセンスを加える「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」専用アクセサリーも公開された。

7月には、歴史的なパリ・シャンゼリゼ通り53番地に、新たなフラッグシップショールーム「ルノー・カーウォーク」をオープン。このオープニングイベントに「 4 E-Tech エレクトリック」が登場する。

最初のショールームオープンから115年、ルノーは7月のリニューアルオープンに向けて準備を進めている。2022年11月、ルノーはフランスにおける旗艦ショールームだった「アトリエ・ルノー」を閉鎖し、フランス人建築家フランクリン・アッツィをリーダーに据えてのショールームの大規模な改装を行った。

今回、正式発売に先立って、「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」の専用アクセサリーも公開された。エレガントなEポップ・シフターや、3色のエレガントな収納コンパートメントなどは、カラー3Dプリント技術により製造されており、車内にビビットなエッセンスを加えることができる。

「ルノー 4 E-Tech エレクトリック」を動画でチェック!

ルノーは、1980年代にラリーで活躍した「5 ターボ」をオマージュした、フル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」を公開した。

1980年代の“伝説のラリーカー”がEVで復活!「ルノー 5 ターボ 3E」をワールドプレミア【動画】

2024年12月13日からAmazonプライムビデオにおいて配信がスタートした、ドキュメンタリーシリーズ『Anatomy of a Comeback』(日本での公開は未定)。このルノーの復活を描いたドキュメンタリーシリーズにおいて、ルノーは2025年にデビューを予定しているフル電動スポーツ「ルノー 5 ターボ 3E」の市販仕様を世界初公開した。

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ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…