【スクープ!】 オンオフ問わず最強のディフェンダーが登場か?

【スクープ!】 ワイド仕様ディフェンダーは打倒AMG G 63?ニュルブルクリンクで絶賛テスト中

ニュルブルクリンク・サーキットで走行テストを続ける、ワイドフェンダー仕様のランドローバー ディフェンダー。
ニュルブルクリンク・サーキットで走行テストを続ける、ワイドフェンダー仕様のランドローバー ディフェンダー。
V型8気筒エンジンを搭載した5ドア7シーター仕様の「ランドローバー ディフェンダー」が、ドイツのニュルブルクリンクにおいて精力的にテスト走行をしている。今回撮影された車両は、オーバーフェンダーを備えたスパルタンなルックスが与えられており、ラインナップの頂点に位置する追加モデルとして、2023年にデビューすると見られている。

Land Rover Defender V8 

「SVR」を名乗らずに新名称を採用か

ニュルブルクリンク・サーキットで走行テストを続ける、ワイドフェンダー仕様のランドローバー ディフェンダー。
当初、ディフェンダー V8をベースに、パフォーマンス仕様の「SVR」が設定されると予想されていたが、情報筋によると異なるネーミングが採用される可能性が高いという。

ランドローバーは、昨年の段階でディフェンダーのラインナップに、5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャー付きガソリンエンジン搭載モデルを追加。今回撮影された車両は5ドアのディフェンダー 110 V8モデルをベースに、ハイパフォーマンス仕様を主張するデザインディテールが加えられている。

当初、欧州のメディアはハイパフォーマンス仕様が「SVR」を名乗ってデビューすると予想していた。しかし、これまでランドローバーが「SVR」の名称を採用してきたモデルには、シャシーやパワーユニットが強化されていたものの、ワイドフェンダーは採用されてこなかった。

今回、ニュルブルクリンクで撮影されたプロトタイプは、ディフェンダーにおける「メルセデスAMG G 63」に相当するラグジュアリーオフローダーとして登場すると見られている。G 63のライバルとして求められるのはオンロードだけでなく、オフロードでの走行性能と快適性。そのためにワイドフェンダーを含めた拡幅化と、十分なロードトラベルが確保される。

BMW製4.4リッターV8ツインターボ搭載の噂も

ニュルブルクリンク・サーキットで走行テストを続ける、ワイドフェンダー仕様のランドローバー ディフェンダー。
現時点でワイドフェンダーを採用する以外に情報のないディフェンダーの追加バージョン。パワーユニットに関してはBMW製4.4リッターV8ツインターボの搭載も噂されている。

G 63のライバルとして、どんな道でも快適に走破できることを謳う以上、オフロードの走破性をアピールするワイドフェンダー&大径タイヤは不可欠。

このプロトタイプを見る限り、おそらく現段階ではディフェンダー V8のノーマルサスペンションのまま、テスト走行を続けているようだ。エキゾーストパイプもディフェンダー V8と同様に、左右2本出しのクアッドパイプが採用されている。

ワイド仕様ディフェンダー V8に関する情報は、外観以外にあまりないのが現状だ。V8標準モデルに搭載される5.0リッターV8スーパーチャージャーの最高出力は525ps、最大トルクは625Nm、これに8速ATが組み合わせられている。果たしてどれほどのパワーアップを果たすのか、現時点では明らかになっていない。いくつかの情報筋からは、よりパワフルなBMW製4.4リッターV型8気筒ツインターボの搭載も噂されている。

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