フェデラーをイメージした「GT 63 S Eパフォーマンス」

ロジャー・フェデラーとメルセデス・ベンツが設立した「ネオン・レガシー」が行う最初の社会貢献プロジェクトとは?

長年ロジャー・フェデラーをサポートしてきたメルセデス・ベンツ。両者が共同で新たな社会貢献プロジェクトを立ち上げた。
長年ロジャー・フェデラーをサポートしてきたメルセデス・ベンツ。両者が共同で新たな社会貢献プロジェクトを立ち上げた。
元プロテニスプレイヤーのロジャー・フェデラーとメルセデス・ベンツは、長年のパートナーシップを強化し、社会貢献を行う「ネオン・レガシー(Neon Legacy)」プロジェクトを立ち上げた。これを受けて、フェデラーをイメージしたネオンイエローの「メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス」を製作、チャリティオークションに出品される。

Mercedes‑AMG GT 63 S E PERFORMANCE “Neon Legacy”

「社会への還元」を目指した新プロジェクト

長年ロジャー・フェデラーをサポートしてきたメルセデス・ベンツ。両者が共同で新たな社会貢献プロジェクトを立ち上げた。
2022年のレイバー・カップを最後に現役から引退したフェデラーを、今後もメルセデス・ベンツはサポート。両者は共同で社会貢献プロジェクト「ネオン・レガシー」を立ち上げた。

メルセデス・ベンツとロジャー・フェデラーには、高い競争心や長年のサクセスストーリー、そして社会貢献への強い関心など、多くの共通点がある。今回、メルセデス・ベンツと、史上最も成功したプロテニスプレーヤーは、社会貢献を行う目的で「ネオン・レガシー」を立ち上げた。このネオン・レガシーを通して様々なプロジェクトを展開し、社会への還元を行っていくという。

メルセデス・ベンツとフェデラーによる最初のコラボレーションは、フェデラーのイメージカラーであるネオンイエローで仕上げられた「メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス」。これは2022年9月23〜25日に英国ロンドンで開催された、テニスの「レイバー・カップ(Laver Cup)」で展示され、近くミュンヘンにおいてRMサザビーズのオークションにかけられる予定となっている。

オークション収益金はロンドンの公共コートに

長年ロジャー・フェデラーをサポートしてきたメルセデス・ベンツ。両者が共同で新たな社会貢献プロジェクトを立ち上げた。
フェデラーのイメージカラーでペイントされた「メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス」のオークション収益金によって、ロンドンの公共コートがリニューアルされる。

メルセデス・ベンツは、オークションの収益金すべてをロンドンの公共テニスコートの改修に寄付する予定。これにより、あらゆる年齢層のテニスファンが、高品質なコートでプレイできるようになる。公共コートの改修と改装は、ベルリン出身のクリストフとフローリンのシュミット兄弟による、有名なポストグラフィティ・アーティスト・デュオ「Low Bros」とのコラボレーションも決まっている。

レイバー・カップを最後に現役から引退したフェデラーは、キャリアの最後を飾ったメルセデス・ベンツとのコラボレーションについて、次のようにコメントした。

「あらためて、24年間のプロテニス人生におけるすべてのサポートに感謝していします。そして、人生の次のチャプターでも、この感謝の気持ちをお返しできることに興奮しています。地域社会への貢献に関して、メルセデス・ベンツと私は同じ価値観を持っていると言えるでしょう。あらためて、素晴らしいパートナーを得たことを光栄に思い、誇りに感じます」

今回のチャリティオークションはあくまでもネオン・レガシーのプロジェクト第一弾となっており、2023年には様々な企画が予定されており、今後発表があるという。また、公共コート改修に関するドキュメンタリーフィルムが、2023年初頭に公開される。

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでタイムアタックを行う「メルセデスAMG ONE」。

非公開: 公道走行可能なF1マシン「メルセデスAMG ONE」がニュルブルクリンクで市販車最速となる6分35秒183を記録【動画】

メルセデスAMGは、ハイブリッドハイパーカー「メルセデスAMG ONE」によるニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのタイムアタックを敢行。ドイツ出身のレーシングドライバー、マロ・エンゲル(Maro Engel)のドライブで、全長20.832kmのコースを6分35秒183で走破。公道走行可能な生産車とスーパースポーツカーのカテゴリーにおいて、新記録を樹立した。

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著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…