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2列目シートアレンジが多彩 オン/オフ走行性能も高水準
コンパクトながら3列シート7人乗り、日本の交通事情にピッタリということで大人気に。GLAとGLBは兄弟車種であるものの、現行モデルはエクステリアの雰囲気もガラリと変わり、メルセデス・ベンツの全体的なラインナップの中でも異色の存在として目に映るが、その分、Gクラス同様に個性が際立っているとも言える。わかりやすく、いかにもSUVという佇まいがまた良いのだ。
エクステリア
輸入車のSUVとなると、ユーティリティ性能が気になるところだが、2830㎜の長いホイールベースを活かし、2列目シートも8段階のリクライニング機構を備え、6対4分割で140㎜のスライド調整が可能なので、3列目に人を乗せる場合、バランスを取った調整ができる。
インストルメントパネル
とはいえ、さすがに広々スペースとはいかないため、実際は荷物席の方が多いだろう。この場合、3列目は床下にピッタリと収納できるので、まるでシートがなかったかのようなラゲッジスペースがつくり出せるのも利便性が高い。
居住性
最低地上高も196㎜確保されているので、悪路走破性も想像以上に高いが、オンロードでの運動性能もバッチリ。スタイルの割に、腰高感もなくスポーティなドライビングが楽しめるのはさすがで、AMGモデルがラインナップされているのも頷ける。
うれしい装備
月間販売台数 NO DATA 現行型発表 20年6月(一部仕様変更 21年9月) WLTCモード燃費 15.9 ㎞/ℓ ※「GLB 200 d 4MATIC」
ラゲッジルーム
変なクセがないので、パッと乗った瞬間から乗りやすさが感じられ、ワインディングロードを攻められるほどのパフォーマンスを秘めている。アウトドアから本格的な走りまで、幅広く楽しめる1台だ。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.153「2024 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。