マツダの初代ロードスターがポルシェに変身しちゃった!? ヘッドライトはあのクルマからの流用だって?

マツダ ロードスター カスタムFRP(繊維強化プラスチック)パーツ by ハートビート
このほどカスタムカーを手掛ける日本のハートビートは、マツダの初代ロードスター(ユーノスロードスター)にポルシェ風のフロントエンドとワイドなボディキットを装備する、カスタムFRP(繊維強化プラスチック)パーツを製作した。

マツダ ロードスター カスタムFRP(繊維強化プラスチック)パーツ by ハートビート

マツダの初代ロードスター(ユーノスロードスター)は魅力的でありながら手頃な価格のスポーツカーだったが、このほど日本のハートビートは、それにポルシェのような個性を与える、よりアトラクティブなカスタムボディキットを製作した。

マツダ ロードスター カスタムFRP(繊維強化プラスチック)パーツ by ハートビート

初代ロードスターの特徴的なリトラクタブル・ヘッドライトは廃され、その代わりに第1世代のMINIであるR50 MINIから流用された楕円形のユニットが取り付けられている。実はモーガンのエアロ8も同じくMINIのヘッドライトを共有しているが、エアロ8の初期モデルでは、より特徴的なフォルクスワーゲン ビートルのヘッドライトが使用されていた。

改造されたロードスターには、一体型スプリッター付きのカスタムバンパー、通気孔付きボンネット、MINIのヘッドライトに合わせたカスタムフロントフェンダーのセットが装備されている。全体的なスタイリングは賛否両論あるかもしれないが、このキットがロードスターに、ポルシェのクラシックなフロントエンドを彷彿とさせるユニークな外観を与えていることには異論はないだろう。

当然のことだが、ボディキットは、ボルトオン・フェンダー・エクステンションのセットがなければ完成しない。これらは、より深いサイドスカートと新しい4本スポークのアルミホイールのセットと組み合わされ、車のユニークな外観に貢献している。

リヤセクションでは、黒いトリムピースには4つの丸型テールライトを装備、リヤバンパーは大きくなってディフューザーが取り付けられている。しかし、最大の見どころは間違いなく、標準デッキの高い位置に設置された特大のリヤウィングだろう。

ショップのソーシャルメディアで共有された写真によると、このキットは数台のNAロードスターに装着されており、長年にわたってかなりの人気を集めているという。実際、ポルシェにインスパイアされた最初のロードスターの製造は2014年に遡るようだ。

このカスタムにかかる費用は公表されていないようだが、興味ある方はショップに問い合わせてみるといいだろう。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…