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ドラレコの仕事場は過酷極まりなし!?
考えてみればドライブレコーダーは、、よりによって夏場の車内で最も過酷な状況にいる。見晴らしのよい場所に位置するともなれば、日差しそのものをダイレクトで受けるのはもちろん、より厳しい条件となる駐車時においても、監視機能で休みなく働かざるを得ない。
当然、メーカーのほうでもシビアコンディションを前提に設計はするのだろうが、大半のクルマに搭載されるような普及状態に入った今、作動エラーの報告を数多く聞くのも事実。イザという時に確実に作動してくれないと困るのがドライブレコーダーでもある。思い当たるフシがある人は、今一度、作動環境を考えたほうがいいかもしれない。
もっともその場合、本体以上にケアすべきはメモリーカードのほうだ。すべてとは言えないまでも、作動エラーの多くは、ここに起因する場合が多い。
本体購入時に付属するカードも、場合によってはセット品ではなく、付属の電池同様にメーカー側で気を利かせた試供品であることもある。最近になって、数多くのドライブレコーダーメーカーが専用のオプショナルカードを用意するようになったことからも分かる通り、専用品には明確な機能的アドバンテージがある。
高熱への対応も含めた耐久性はもちろん、より重視すべきは繰り返される録画への対応力だ。実のところ、メモリーカードは繰り返し書き込める回数に限りがある。にもかかわらず、大方のドライブレコーダーは常時録画で常に上書きを繰り返すのが専ら。使用期間を経るごとに、メモリーカードのほうが先に音を上げる場合もある。
もっとも、最近ではドライブレコーダー専用の高耐久カードも、比較的手頃になってきている。本体買い替えを考える前に、カードそのもののアップグレードも検討しておきたい。
また本体側でも、設定次第では発熱の要素を緩和できる場合もある。とりわけ大きいのが、液晶画面のオンオフ。特に必要のない状況ではオートオフにしておくのがちょっとしたコツでもある。