目次
トヨタ米国部門より、2023年型「カローラセダン」に関するアップデート情報が発表された。2023年モデルでは、「L」グレードが廃止され、「LE」グレードが新たなベースグレードに更新。新しくなったフロントマスクは、巨大なグリルを構えるが、左右のLEDヘッドライトユニットがセンターベゼルで融合されたことによってシャープなスタイリングに。また、グリルベゼル、18インチアルミホイール、ウィンドウベゼル、サイドスカートがグロスブラック塗装で統一されたことにより、スタイリング全体が引き締められ、スポーティさが演出されている。
フロント同様、2023年モデルでデザイン変更されたリアフェイスについても、LEDテールライトユニットが一体化され、腫れぼったさを抑えたスポーティな顔つきに仕上げられている。リアディフューザーは大型を採用し、高速走行に貢献する。新型カローラセダンのエクステリアカラーには、新たにミッドナイト・ブラックメタリックとアンダーグラウンド（ブルー色）が採用されている。
新搭載エンジンと快適な乗り心地
新型「LE」グレードは、他のカローラガソリンモデルに搭載されている2.0Lダイナミックフォース4気筒エンジンを搭載し、169PSを発揮する。従来の139PSの1.8Lエンジンから実に30PSの馬力アップに成功し、0-96km/h加速の2秒短縮を達成した。最大トルクは、33Nmアップされた204Nmを発揮する。
サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リアにマルチリンク式が採用され、超高剛性構造、低重心、洗練されたチューニングにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現。また、超高張力鋼板の採用や構造用接着剤技術の適用により、ボディ剛性と乗員への安全性を高めた高強度プラットフォームも合わせて採用されている。
広々としたインテリア空間
新型カローラセダンのキャビンは、ドライバーを包み込むような魅力的なデザインを持ち合わせ、すべての乗員にゆとりある空間が実現された。シルバーレザーを基調としたダッシュボード、ドアトリムにピアノブラックパネルが組み合わせられ、プレミアム感を演出している。収納は、コンソールトレイとフロントカップホルダーを装備し、オプションでQiワイヤレス充電パッドが搭載されている。USB-Cポートは、前席・後席にそれぞれ2つ設置され計4ポートを装備している。
カローラセダンは、全モデルに障害物予測アシストや減速アシストなどのプロアクティブドライブアシストを新たに搭載した「トヨタ・セーフティセンス 3.0」を搭載。8インチの高解像度タッチスクリーンには、次世代トヨタオーディオマルチメディアを内蔵。Apple CarPlay/Android Autoを標準搭載し、コネクテッドサービスも充実している。
