スマートでパワフル、電動化された11代目ホンダ・アコードが今月から北米のディーラーに導入。1.5L VTECターボ、2.0Lハイブリッドシステムを搭載!

より進化したスポーティなハイブリッドシステムを搭載した11代目 新型ホンダ・アコードが、今月から北米ホンダのディーラーに導入され、中型セダンセグメントの新たな価値観を創出しにやってくる。アコードのハイブリッドモデルは、ホンダの電動化戦略における重要なステップとして、アコードの年間販売台数の約50%を占めるとされており、その装備には、ホンダ史上最大のタッチスクリーン、Google初のビルトイン機能、3年間のデータ無制限プラン(アコード・ツーリング)など、モダンでハイテクなインテリアが装備されている。価格は、27,295ドル(≒361万円)から。

最新のVTECエンジンと高効率ハイブリッドトレイン

アコードのラインナップは、VTEC搭載の最新1.5リッターターボエンジンと再チューンされた無段変速機(CVT)を搭載した非常に装備の充実したLXから開始される。 このエンジンは、スムーズでレスポンスが良く排出ガスも改善されており、最大で192PS/6,000rpmを発揮する。また、エンジン音も大幅に低減されている。

上位グレード4つのトリムには、ホンダの新しく強力になったハイブリッド電動パワートレインが搭載されている。より洗練された2.0リッターアトキンソンサイクル4気筒エンジンとパワフルな2モーターから構成され、システム総合で334Nmの最大トルクを発揮する。アコード史上最もパワフルなハイブリッド車でありながら、EPAの燃費評価では市街地で最高51mpg、複合48mpgという優れた燃費を達成している。

11代目となる新型アコードは、プレミアムなプロポーションと広いスタンスを持ち、水平方向に低いベルトラインと長く力強いフロントエンドでホンダデザインの方向性が強調され、より洗練されたデザインとなっている。アコードではその洗練された外観に加え、より自信に満ちた洗練されたダイナミクスによって、より魅力的で直感的なドライビングエクスペリエンスが実現されている。

2023年モデルのアコードは、強化されたグローバルHondaアーキテクチャーをベースに、ボディ、シャシー、安全技術、そして全体的なドライビングの洗練性において、大幅な改良が施されている。アコードのシャシー剛性は向上し、サスペンションとステアリングの改良により、運転のフィーリングがさらに楽しくなっている。ドライブモードは、さまざまな走行シーンに対応するモードを選択することができる。「ノーマル」モードと「エコ」モードが標準装備されているほか、ハイブリッド車には、最新の「スポーツ」モードと、走りのカスタマイズを可能にする「インディビジュアル」モードが新たに追加されている。

コネクテッドに特化した使いやすさ重視のキャビン

11代目アコードのキャビンでは、職人の技と上質な素材を用いたモダンでスポーティなインテリアが新たに採用されたほか、スイッチやコントロールの操作性にもこだわり、プレミアム感が演出されている。エレガントなピアノブラックのトリムや、インストルメントパネルに施された印象的なメタルメッシュのアクセントなど、上質な素材が使用されている。

ハイブリッド電気自動車を搭載した最上級グレードのアコードツーリングは、先進のテクノロジーをリードするホンダ初のGoogleビルトインを搭載し、Google PlayでGoogleアシスタントやGoogleマップなどのアプリをシームレスに接続することができ、さらに3年間のデータ無制限プランが無料で付属している。Googleアシスタントを使用すれば、ドライバーはフリーハンドで電話やメールをしたり、リマインダーの設定、車内温度調節をすることができる。また、次の目的地を設定したり、周辺のスポット検索をすることもできる。

テクノロジーに精通したアコード・ツーリングは、デザインを一新した6インチヘッドアップディスプレイに、12.3インチセンターディスプレイを搭載。ワイヤレスのApple CarPlay & Android Autoにも対応し、ボリュームやチューニングの物理ノブ、シンプルなメニュー構成など、使いやすさが重視されている。

安全支援システムには、渋滞アシストや、低速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、レーンキーピングアシストシステム(LKAS)などの機能をよりスムーズで自然な感覚で使えるようにしたホンダセンシングドライバー支援技術スイートが全グレードで標準化されている。また、リアシートリマインダーを全ラインナップに標準装備し、リアシートベルトリマインダーも引き続き標準装備されている。

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