北米販売のほぼ9割がSUV すっかりSUVメーカーのマツダ。2022年アメリカでCX-50は2万1329台売れた

第9位:マツダCX-5 15万1,594台
北米マツダ(MNAO=MAZDA North American Operations)は、2022年12月の販売台数を発表した。これで2022年の販売実績が確定してことになる。

2022年12月のマツダ北米販売台数は2万7292台だった。2021年12月と比較すると40.5%の増加となった。2022年通年の販売台数は29万4908台で、こちらは21年比でマイナス11.4%となった。

各モデルの2022年通年の販売台数はつぎの通り。

北米マツダ2022年販売台数

モデル名2022年販売台数2021年販売台数増減比
MAZDA32776737653(-26.3%)
MAZDA633516214(-97.9%)
MX-5Miata617110547(-41.5%)
CX-35100
CX-305280860185(-12.3%)
CX-5151594168382(-10.0%)
CX-93458034493(+0.3%)
CX-5021329
MX-30324181(+79.0%)
TOTAL294908332756(-11.4%)

2022年、マツダは1月にトヨタとの合弁で設立した新しいハンツビルの工場でCX-50をラインオフした。またCX-50は4月にアメリカで販売を開始。2022年の販売台数は2万1329台となった。

やはり北米でもっとも売れたマツダ車は、2022年もCX-5だった。年間で15万1594台を売りあげた。

MAZDA6とCX-3が北米で販売中止になったこともあって、SUV(TRUCKSと表記されている)とそれ以外(CARS)の比率は、さらないSUVに傾くことになった。

2021年の販売台数におけるSUV比率は80.6%だったのに対して、2022年は88.4%となった。アメリカで売れているマツダ車のほぼ10台のうち9台がSUVということになる

マツダカナダ(MCI)の12月販売実績は、前年同月比40.6%増の2739台。通年では前年比19.8%減の4万9874台となった。

マツダ・モトール・デ・メヒコ(MMdM メキシコ)の12月販売台数は7184台で、前年比52.7%増となった。2022年通年の販売台数は2.9%増の4万8274台となった。

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