メルセデス・ベンツが新型電動7シーターSUV「EQB」を発表! 欧州では2021年内に発売される見込み

Mercedes-EQ, EQB, 2021; Edition 1, Farbe digitalweiß, Interieur: nevagrau; EQB 350 4MATIC (Stromverbrauch kombiniert: 16,2 kWh/100 km; CO2-Emissionen kombiniert: 0 g/km);Stromverbrauch kombiniert: 16,2 kWh/100 km; CO2-Emissionen kombiniert: 0 g/km* Mercedes-EQ, EQB, 2021; Edition 1, digital white, interior: neva grey; EQB 350 (combined power consumption: 16.2 kWh/100 km, combined CO2 emissions: 0 g/km);Combined power consumption: 16.2 kWh/100 km, combined CO2 emissions: 0 g/km*
EVに注力しているダイムラーは、メルセデス・ベンツGLBのEV版になる「EQB」を9月6日からミュンヘンで開催されている「IAA MOBILITY 2021」で披露した。。EQAより少し大きいEQBは、2-3レイアウトの5人乗りと、2-3-2レイアウトの7、8人乗りを設定する。1充電の航続距離は、WLTPで最高419kmだ。

「EQB 300 4MATIC」と「EQB 350 4MATIC」の2グレードを設定。航続距離はいずれも最高で419kmを実現

EQBは、日本でも販売されているEQAに続く2番目のコンパクトEV。EQAがエンジン車GLAのEV版といえるように、このEQBはエンジン車GLBのEV版に位置づけられる。ボディサイズは全長4686×全幅1834×全高1667mmで、ホイールベースは2829mm。GLBと比べて52mm長く、9mm高い。全幅は同じだ(いずれも本国仕様値)。

ボディサイズは全長×全幅×全高:4686mm×1834mm×1667mm ホイールベースは2829mm。大きすぎないサイズがいい。バッテリー容量は66.5kWh

デザインはすでに発表済みのEQシリーズと同じ「プログレッシブ・ラグジュアリー」というテーマに沿ったもの。中央にスリーポインテッドスターを配したブラックパネルのフロントグリルや、連続したライトストリップをボディの前後で用いているのもEQシリーズに共通するディテールだ。

キャビンは2-3レイアウトの5人乗りと、2-3-2レイアウトの7、8人乗りを設定。3列目シートには身長165cmまでの乗員が利用できる。2列目シートにはリクライニング機構が備わるほか、140mmの前後スライド機構を採用。これにより荷物の形や量に合わせて荷室をアレンジすることができる。荷室容量は5人乗り仕様で495〜1710ℓ、7人乗り仕様で465〜1620ℓと発表された。

キャビンは2-3レイアウトの5人乗りと、2-3-2レイアウトの78人乗りを設定
インテリアデザインの基本はEQAと同じ。MBUXを搭載している。

インテリアデザインの基本はEQAと同じで、対話型インフォテイメントシステム「MBUX」に対応したワイドスクリーンコックピットを採用。グレードにより、バックライトトリムやエアベント、シートなどにロゼゴールドカラーのアクセントが用いられる。

1充電の航続距離は、WLTPで最高419kmだ。

モーターは前後アクスルそれぞれに搭載され、四輪を駆動。「EQB 300 4MATC」の場合、モーターは合計で168kW(約225ps)/390Nmを発揮し、8.0秒の0-100km/h加速タイムを実現。上級版の「EQB 350 4MATIC」は215kW(約288ps)/520Nmを発揮し、0-100km/h加速を6.2秒でこなす。最高速はいずれも160km/hだ。キャビン床下に配置されるリチウムイオンバッテリーの容量は66.5kWhで、一回の満充電で最高419km(WLTP)の航続が可能だ。

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