目次
Honda R&D Challengeは、モータースポーツに関心のある従業員有志で立ち上げたプライベートチーム。ホンダのモータースポーツ活動は、ヒトと技術の研鑽を目的に創業直後から脈々と続いているが、Honda R&D Challengeの活動も“ヒトづくり、クルマづくり、モータースポーツの発展”へ貢献することを目指しているという。
2022年はST-2クラスに初めてフル参戦し、すべてのレースで完走を果たしている。また、最終戦の鈴鹿では新型CIVIC TYPE R(FL5)を投入。デビュー戦ながらクラス2位表彰台を獲得している。5年目の今シーズンはそのシビック タイプR(FL5)で初のクラス優勝を目指す。
ドライバーは、シビック タイプR(FL5)の開発責任者である柿沼秀樹さん、ホンダ広報部員でニュルブルクリンクドライビングインストラクターの木立純一さん、本田技術研究所先進パワーユニットエネルギー間救助の石垣博基さんが務める。
ホンダ有志によるレーシングチーム、開発責任者自らがステアリングホイールを握るHonda R&D Challengeの今シーズンの闘いに注目したい。
参戦体制
・エントラントHonda R&D Challenge
・チーム代表木立純一
・クラス/ゼッケンST-2/743
・マシンHonda R&D Challenge FL5(CIVIC TYPE R FL5)
・チーム監督望月哲明
・テクニカルサポート有限会社ターマック・プロ(代表:川口法行)
・ドライバー木立純一選手/柿沼秀樹選手/石垣博基選手
Honda R&D Challenge ドライバー/シビック タイプR(FL5)開発責任者柿沼秀樹さんのコメント
「我々が開発した新型シビック タイプR(FL5)で今シーズンもスーパー耐久シリーズに参戦できることを嬉しく思います。本チャレンジを通じて人とクルマを磨き上げながら、よりHondaらしい魅力的な価値創出とモータースポーツ文化の発展に繋げて参りたいと思いますので、皆様の応援を是非よろしくお願いします」
Honda R&D Challenge チーム代表木立純一選手のコメント
「ライバル勢の多くが4WD車両で戦う中、FFモデルであるシビック タイプRのポテンシャルを生かしながら、2023年シーズンもチーム一丸となって昨年以上の結果を求め戦い、魅力的なプロダクトを提案できる人材を育てる一端を担えるよう邁進して参ります。皆様のご支援・ご声援をよろしくお願いします」