他社純正メインユニットは、無事にジムニーにつくのか?
ご無沙汰の久しぶりのクラシック・ジムニー(JA71C型)。さて、今回はオーディオ編。CDをかけるメインユニットは20年以上前の日産マーチから外した物。型式はUA-AK12あたりだと思うが、定かではない。ただ、形がとてもクラシックでお気に入り。物置から引っぱり出してジムニーに取りつけてあった物である。
そこで、ひとつの問題点。日産の純正のメインユニットが他社のクルマに取りつけられるのか?である。純正のメインユニットには配線がついていない。配線はクルマ側に装着されていて、カチャッとはめ込むようになっている。はめ込むカプラーにはいっぱい端子があって、これを自分でやろうとすると、ひとつひとつの信号を調べなくてはいけない。基本、これは無理。ところが、じつに便利な物があるのだ。
確か「逆カプラー」と呼ばれている。これを メインユニット側に刺すと、市販されているメインユニットと同じに配線ができるという便利物である。
スピーカーユニット、これはたしかプリウスから外した物だったかな、3本のリベットで装着されていたような。これは適当にスズキ・ジムニー(JA71C)キックボードに取りつけただけである。厚みがあるので、少し邪魔。……それにしても汚いな。気にはしないが。
とりあえず、メインユニットはそのまま使う。それでも少しは音を良くしたい。「目指せ!薄型テレビにサブウーハーをつけた音」くらいが目標だ。とにかく下、とにかく奥にスピーカーユニットを装着する。
が……、なんだか音のお風呂に入っているようである。つまり音が下から聞こえてくる。少しは音を上に立ち上げたい。ボーカルがフロントガラスで唄っているが理想なのだが、これは少し望みが高すぎる。ダッシュボードあたりで唄ってくれればと思うのである。
そこで、用意したスピーカーユニットは2種類。キックボードにはコアキシャルの2ウェイ。これはリヤ用の配線に接続する。ダッシュボード上はテレビ用(?)の小型スピーカー。これはフロント用の配線に接続。これでフェーダーを使えば音を上下に移動できるはずだ。
普通はこの方式、上のスピーカーには中高音を入れ、下のスピーカーには低音を入れる。確かバイアンプという手法だ(僕はネットワークを組めないので、上下ともすべての信号を送り込むことになるのだが)。まぁ、純正のメインユニットがパワーがないので、音割れも起こさないだろう。
結果として、まぁ、音は上には上がった。心配した音割れも起こさなかった。ただし、上のスピーカーの音があまりに貧弱。目標は達したが、「もっと良くするには?」と欲は出てきてしまう。上のスピーカーはチェンジ、できればメインユニットもスマホに繋げたりできる最新の物に~と、沼の入り口を眺めている感じである。