「『007』作品に欠かせないカーチェイスも、今回の映画の中で極めて印象的なシーンのひとつとなることをお約束します」(スタントコーディネーター リー・モリソン氏)
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、映画007シリーズの25作目。主人公ジェームス・ボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがてそれは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになる。
このたび公開されたメイキングムービーでは、レンジローバースポーツSVRを極限まで追い込みながら、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のハイスピードアクションを作り上げていくシーンとともに、カーアクションとスタントを担当するプロフェッショナルチームが登場し、同車がいかに今回のミッションにふさわしいかを語っている。
アカデミー賞受賞歴のある、特殊効果およびカーアクション担当スーパーバイザーであるクリス・コーボルト氏とスタントコーディネーターのリー・モリソン氏の指揮のもと、カーチェイスシーンが撮影され、レンジローバースポーツSVRがその中心的な役割を果たしている。リー・モリソン氏は次のように述べている。
「ジェームス・ボンドのカーチェイスシーンは、過酷なオフロード環境で撮影したいと強く望んでおり、レンジローバースポーツSVRはまさに完璧なチョイスでした。すべて実際に撮影しているので、このクルマのパフォーマンスを最大限活用することができ、最高の仕上がりになっています。『007』作品に欠かせないカーチェイスも、今回の映画の中で極めて印象的なシーンのひとつとなることをお約束します」
レンジローバースポーツSVRは、ドライビングダイナミクスを強化し、最高出力575psを発揮するパワフルな5.0ℓV型8気筒スーパーチャージド・ガソリンエンジンを搭載するなど、ラグジュアリーでありながら、かつてないほどパフォーマンスレベルを高めたモデル。0-100km/h加速は4.5秒で、最高速度は283km/hを誇る、史上最速のランドローバー車だ。
劇中に登場するレンジローバースポーツSVRには、プロダクションモデルと同じくランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が開発した専用のサスペンションを採用し、快適性を損なうことなくより応答性の高いハンドリングとタイトなボディコントロールを実現。
ボディカラーはアイガーグレイで、ナルヴィックブラックの22インチアロイホイールに加え、オプションのSVRカーボンファイバーエクステリアパック(グロスカーボンファイバー製のフロントフェンダーベント、ロアバンパーインテーク、グリル、ミラーを含む)を装備。さらに、劇中車では、グロスカーボンファイバー製フロントフェンダーベントがボディカラー仕上げとなっている。なお、この仕様はランドローバーのWEBサイトにあるコンフィギュレーターで再現することが可能だ。
ラグジュアリーSUVの元祖である「レンジローバー」は、1970年に世界初公開された。以来「レンジローバースポーツ」、「レンジローバーイヴォーク」、「レンジローバーヴェラール」が誕生し、レンジローバーファミリーは成長を続けてきた。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、3台の「ディフェンダー」のほかに、「レンジローバークラシック」や「ランドローバーシリーズIII」も登場し、作品に華を添えている。
ランドローバーは、EONプロダクションおよびジェームス・ボンド映画と長年にわたるパートナーシップを結んでおり、1983年公開の『007/オクトパシー』に「レンジローバーコンバーチブル」が登場し、2015年公開の前作『007/スペクター』にも、「レンジローバースポーツ」が主要なアクションシーンでそのパフォーマンスを披露している。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、監督をキャリー・ジョージ・フクナガ、主演をダニエル・クレイグが務めている。ダニエル・クレイグがイアン・フレミング原作の『007』シリーズでジェームス・ボンド役を演じるのは5作目で、本作が最後の出演となる。日本では10月1日から全国の映画館にて公開される予定だ。