トヨタ・ヤリスが世界累計販売台数 1,000万台を達成!高効率パワートレインと優れた安全支援システムは世界でも大人気!

欧州トヨタは、4代目となるトヨタのコンパクトモデル「ヤリス」が、初代モデルの生産開始から25年目で世界販売台数 1,000万台を達成したことを発表した。トヨタ車両が世界累計販売台数 1,000万台を達成するのは、カローラ、カムリ、RAV4、ハイラックス、ランドクルーザーに続いて6車種目となる。4代目ヤリスでは、Bセグメントモデルの安全性と技術の新基準を打ち立てる優れた安全支援システムが搭載され、2021年のカー・オブ・ザ・イヤー受賞にも繋がっている。1,000万台目となったヤリス GRスポーツは、2001年から欧州でヤリスを生産しているトヨタのフランス工場で生産され、環境面でも優れた実績を残している。

ダイナミックなパフォーマンスを生んだ4代目ヤリス

2020年に発売された4代目ヤリスは、先進運転支援システム(ADAS)の標準装備により、世界で最も安全なコンパクトカーとなるよう設計された。また、世界共通で「ヤリス」の名を冠した初のモデルとなった。「ビッグ・スモール」のコンセプトに立ち返り、前モデルよりも短く、広く、低く、ダイナミックな外観を実現し、室内空間と快適性を保ちながら、街乗りや駐車に必要な俊敏性とコンパクトさを表現した力強いエクステリアデザインが表現されている。

4代目ヤリスは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)GA-Bプラットフォームを採用した初のコンパクトカーとなり、低重心・高剛性ボディによって動力性能を高め、乗り心地とハンドリングが大きく向上された。また、GA-Bプラットフォームは、スプリンターのスタート時の姿勢をイメージした、目を引くデザインにも貢献しており、ワイド&ロー、そしてコンパクトな外観と、ドライバーの着座位置の低さにより、エネルギッシュでダイナミックなクルマが持つ「凝縮された俊敏性」を見事に表現している。

ドライブトレイン全体の効率は22%向上し、性能は16%改善され、システム総出力は117psを達成。さらに、スロットルレスポンスも向上し、0-100km/h加速は15%短縮され、9.7秒となった。最新世代のハイブリッド技術は、重量、性能、効率を最適化し、ヤリスのEV走行性能を一変させた。130km/hまでの速度域で電気自動車の穏やかな走りを楽しむことができ、ハイブリッドのパワーアップにより低速域や高速道路での加速が向上し、よりリニアな加速で運転する楽しさをより強く感じることができるようになっている。

4代目ヤリスは、コンパクトで充実した装備のアーバンシックとクラス最小の燃費という現代的な組み合わせにより、再びトヨタの人気モデルとなり、欧州で初めてベストセラーに。2021年には、欧州自動車ジャーナリストからなる審査員によって同年のカー・オブ・ザ・イヤーに選出され、その高効率パワートレインと優れた安全性能が大きく評価された。また、4代目ヤリスのプラットフォームをベースに、GRヤリス、GRヤリス・レーシングカー、ヤリス・クロスなどの様々な派生モデルが登場し、世界中で人気を博している。

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