クラウンスポーツのヘッドランプはどこにある?ほかのクラウンシリーズは?

すでにクラウンクロスオーバー、スポーツ、エステート、セダンは姿が明らかになっている。今回クラウンスポーツ(プロトタイプ)の実車を目にしてきたが、その個性的なフロントフェイスはなかなか魅力的だった。でも気になったのは、ヘッドランプ。クルマの「眼」に当たる部分だからどこにあるか気になる。
PHOTO:山上博也(TAMAGAMI Hiroya)/Motor-Fan/Toyota

ハンマーヘッドデザインだが、ヘッドランプはどこ?

悪天候のなか走行中のクラウンスポーツ(プロトタイプ)

トヨタ車の最新フロントフェイスは、「ハンマーヘッド」デザインだ。bZ4X、クラウンクロスオーバー、プリウスとハンマーヘッドが採用されている。クラウンスポーツもハンマーヘッドを採用している。

ハンマーヘッドは、シュモクザメの別称で、ハンマーヘッドシャークとも呼ばれている。金槌のように左右に突き出た頭部の両端に眼と鼻をもつサメを図鑑で見た記憶のある方も多いだろう。

さて、クラウンスポーツのハンマーヘッドである。細いLEDをコの字に配置しているのは、ハンマーヘッドの文法通りだ。ハンマーヘッドの細いLEDは、「デイタイムランニングライト(DRL)」と「ターンシグナル」の機能を持つ。では、ヘッドランプはどこにあるのか?

じつはバンパーに組み込まれた単眼のLEDがヘッドランプなのだ。LEDは技術の進化が著しいが、まだこの細いLEDがヘッドランプの代わりにはならないそうだ。

ほかのクラウンシリーズはどうか?

新型クラウンの4車型(クラウンクロスオーバー、スポーツ、エステート、セダン)はどれもハンマーヘッドデザインだが、処理は少しずつ違うようだ。

クラウンクロスオーバー

すでに街を走り始めているクラウンクロスオーバー。
クラウンクロスオーバーのヘッドランプはDRLのすぐ下に配置されている。RSなど上級グレードは4眼だ。

クラウンエステート

クラウンエステート。クラウンスポーツと同様にバンパーに組み込まれた単眼LEDがヘッドランプのようだ。

クラウンセダン

クラウンセダンのヘッドランプはクロスオーバーと同様に4眼のLEDがDRLの下に配置されるようだ。

プリウス

プリウスのヘッドランプはハンマーヘッドのすぐ下に配置されている。

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