簡単作業で小キズが消える! 見違えるほど輝く! リンレイ『キズ消しワックス ふき取り不要 白艶・銀艶・黒艶』【ド定番リフレイン CarGoodsMagazine】

リンレイ『キズ消しワックス ふき取り不要 黒艶 ダーク&メタリック(実勢価格:1572円前後/税込)』。このほかに、同『白艶』、同『銀艶』もラインアップされていて、ボディカラーに合わせて選べる。
最近は液体のコーティング剤が普及しているが、昔はクルマの塗装のツヤ出しといえばワックス。それも固形の丸缶ワックスが主流だった。ワックスとコーティング剤の境目は、現在ではあいまいで、メーカーでは丸缶タイプのものをワックスと呼んでいることが多い。傾向としてはワックスと呼ばれるものは、コーティングよりもツヤは深めながら耐久性は短めになる。
丸缶ワックスが主流ではなくなってきた原因のひとつに、施工に手間がかかることがあるだろう。固形や半ネリのワックスを塗装面に塗り込み、一定時間乾燥させてから拭き取るという作業は、やはり時間も手間もかかる。
磨き好きには至福の時間でもあるが、より簡単にツヤ出しをしたいというオーナーには敬遠されがちだ。とはいえ、丸缶ワックスでも拭き取り不要のタイプがある。ここではそんな丸缶ワックスである『キズ消しワックス ふき取り不要 白艶(銀艶/黒艶)』を紹介しよう。

クルマの光沢減少の原因になる小キズを消すことができる

クルマを長く使っていると、塗装面本来の光沢は失われていく。その大きな原因のうちふたつは、水アカの付着と、塗装面についてしまう小キズである。
雨はボディにスジ条の跡を残して流れ落ちたり、水滴が乾燥する際に雨ジミや水アカとなって固着する。ひどいものになると、通常のシャンプー洗車では落ちない。とうぜん、塗装面の光沢は減じてしまう。

また、洗車は本来クルマをキレイにする作業ではあるが、その際に微細なキズがボディ表面についてしまうのは避けられない。この微細なキズも塗装面の光沢を失わせる。
『キズ消しワックス ふき取り不要 白艶(銀艶/黒艶)』は、そういったがんこな雨ジミや小キズを除去して鏡面光沢仕上げを実現し、さらにツヤ出し、撥水効果を発揮してくれるワックスだ。

塗り込み用兼拭き上げ用のマイクロファイバークロスが付属するので、ほかに用意する必要はない。ワックスをクロスにとって、ごく少量ずつボディに塗り拡げて使用する。

乾燥を待って拭き上げるという工程いらずで光沢に優れた塗装面を維持できる

大きな特徴のひとつに、拭き上げという作業が不要なことがあげられる。洗車後、水分を拭き取ったボディに少量ずつ塗り込み、同時に磨き上げていくだけで施工はOK。塗り込んでから乾くのを待ったり、15〜20分後に拭き上げたりという作業が不要なので丸缶ワックスのわりには作業が楽だ。
そして、超微粒子セラミックパウダーがボディ表面の細かいキズを消してくれるため、ただワックスを塗るよりもボディの光沢や輝きを復活させることができる。

右半分のみを施工した写真。水アカがすっかりとれて、光沢がよみがえっている。

このキズ消しワックスは、一般的な多くのコーティング剤よりは手間がかかるものの、小キズが落とせるのであれば当然だろう。その代わり、特に経年車などでは、見違える光沢を得ることができる。
まぁ洗車の際に毎回使うほどではないかもしれない。しかし、クルマのボディというのは、気づかないうちにかなり光沢を失っているものなのだ、ときどきこういった小キズ取り用のワックスを使ってやれば、思った以上に新車に近い光沢やツヤを取り戻すことができ、それを維持できる。

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