北米ホンダの女性社員がパイロット・トレイルスポーツでオフロードレース「リベレ・ラリー」に参戦!カリフォルニア州の過酷な環境で2,400kmを走破する!

2023年型「ホンダ・パイロット・トレイルスポーツ」
米国ホンダは、同社の社員と自動車ジャーナリストと共に3台のホンダ・トレイルスポーツで、アメリカ南西部の砂漠地帯を8日間かけて走る過酷なオフロード競技「2023 リベレ・ラリー」に参加する。この3チームは、10月12日から21日まで開催される女性だけのナビゲーションイベントに出場し、ホンダ・パイロット・トレイルスポーツとパスポート・トレイルスポーツのハンドリング、性能、耐久性を試すため、困難な条件に挑む。米国ホンダは、過酷な環境におけるオフロードコンポーネントの頑丈な性能をさらに追求する役目として、女性エンジニアを5年前から積極的に採用している。

パイロット/パスポート・トレイルスポーツをオフロード仕様に

パイロット・トレイルスポーツ参戦車両と、リズ・ロング、ヒラリー・テイト

量産モデルの 2023年型パイロット・トレイルスポーツのオイルパンと燃料タンクを保護する標準装備となったスチール製スキッドプレートには、これまでのホンダのリベレ・ラリー競技車両に採用された特注スキッドプレートと同様のデザインが採用されている。また、パイロット・トレイルスポーツは、オフロード用にチューニングされたサスペンション、トレイル対応のオールテレーンタイヤ、拡張された全輪駆動システムの機能を備えている。

リベル・ラリーはスピードを競うレースではなく、GPSや携帯ナビゲーションの助けを借りずに険しい地形を戦略的にナビゲートするユニークなイベントだ。チームは、紙の地図、コンパス、方位磁石といった伝統的な要素を頼りに、隠れたチェックポイントまでナビゲートする。

米国ホンダは3チームで参戦

メルセデス・リリエンタール(ドライバー)と、エミリー・ウィンズロー(ナビゲーター)
HPDチーム:セリーナ・ホルターマンと、ニコール・ロトンド

X-Crossカテゴリーには、米国ホンダの3チームすべてが参戦し、うち2チームはドライバーとナビゲーターが米国ホンダの社員で構成される。オハイオ州にある米国ホンダのオートドライブ・デベロップメント・センター (ADC)のシャシー信頼性テストエンジニアであるリズ・ロングと、米国ホンダ施設の設計・建設のプロジェクト管理者であるヒラリー・テイトがペアとなり、ADCで準備されたパイロット・トレイルスポーツでレースに参戦する。このペアは、ホンダ・オブ・アメリカ・レーシング・チーム(HART)のメンバーであり、全米のホンダ関係者だけで運営されるユニークなレーシング・プログラムの一員として参戦する。

アメリカン・ホンダの北米レース部門である南カリフォルニアのホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)は、インディカーシリーズのHPDトラックサイド・レースエンジニアであるセリーナ・ホルターマンとニコール・ロトンドのためにパスポート・トレイルスポーツをレース仕様に準備している。両者ともリベル初参戦となる。

3組目のペアは、リベレ・ラリーのベテランで受賞歴のある自動車ジャーナリストのメルセデス・リリエンタール(ドライバー)と、彼女のチームメイトであるエミリー・ウィンズロー(ナビゲーター)。オレゴン州ポートランドを拠点とするリリエンタールは今回が4度目のリベレ・ラリーで、ワシントン州シアトル近郊を拠点とするウィンスローは5度目の参戦となる。

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