フォード、ドア開け接触事故のリスクを最小化する新しい支援機能「イグジット・ワーニング」を発表!2024年型マスタングの全モデルで今夏から導入!

フォードは、自動車の降車時に、後方から接近する交通者に対して警告を発揮する新しいドライバーに支援機能「イグジット・ワーニング」が 2024年型「マスタング」の全モデルで今夏から利用可能になることを発表した。この新システムは、時速6.4km以上で接近する歩行者、自転車、スクーターなどを検知した場合に、車載ナビ画面、計器クラスタ、サイドミラーなどでドライバーに警告を表示。急にドアを開けた際の接触事故の軽減に貢献する。

降車時の安全をサポート

「イグジット・ワーニング」はドライバーがマスタングから降車する際、システムが自転車や歩行者がクルマに接近した場合にドライバーに警告を発する安全機能だ。システムは、マスタング駐車状態の場合、車両後部のレーダーを使って時速6.4km(4マイル)(平均的なサイクリストのおよそ1/3の速度)以上で走行している交通者を特定。ドアを開ける際に影響を受けそうな交通弱者が接近している場合には、音声と視覚による警告で車載システム、計器クラスタ、サイドミラーを通じてドライバーに通知する。この機能は、警告確認後にも最大3分間アクティブ状態をキープする。

NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の発表では、自転車事故は6月から9月にかけて最も多いことが統計結果からわかっている。フォード社は 2024年型マスタングの安全機能を始め、道路利用者の安全についての対策を進めている。

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