夏場に多いバッテリー上がり。立ち往生。さて、どうしよう?|クラシック・ジムニー(JA71C)で安心ドライブ

お久しぶりのクラシック・ジムニー。今回はあると便利なこのアイテム!
久しぶりのクラシック・ジムニー(JA71C型)。1986年型・車齢は37歳を迎えんとしているが、いろいろなところに手を入れながら、元気に走り回っている。しかし、バッテリー上がりは心配だ。とくにこんな暑くなってはかなわない。立ち往生したときに、どうする? 今回は安心してドライブに行くための必携アイテムをご紹介。

TEXT & PHOTO:伊倉道男(IKURA Michio)

山中でバッテリーが上がったら?

JAFに連絡して助けてもらう! おっと、山の中でスマホの電波がないときも? 電波を探して林道を歩くのも大変だ。
ジャンプケーブルを持っているのなら、通りがかりの人に助けてもらう? 山中で? ちょいとその確率は低そうである。

そこで単独の行動が多い人にお勧めなのがカー・ジャンプ・スターター。カー・ジャンプ・スターターには2種類ほどあるそうだ。キャパシタを利用して、弱くなったバッテリーの電気を使い、セルモーターを回すタイプ。もうひとつはカー・ジャンプ・スターター自身がバッテリーを内蔵しているタイプ。こちらは事前に充電が必要となる。
今回使ってみたのはこちらのバッテリーを内蔵しているタイプである。

付属しているパーツは本体、充電用USBケーブル、スマートクランプは電圧計を内蔵しており、バッテリーとジャンプスターターを接続する。それと取り扱い説明書。

付属しているパーツは本体、充電用USBケーブル、スマートクランプと名前がついた電圧計を内蔵しているクリップケーブル。それと取り扱い説明書。

フル充電してからテスト。ACアダプターは付属せず、USBケーブルのみの付属。

入手したときにはすでに充電がされており、そのまま使えそうではあったが、とりあえずフル充電してからテストする。
充電の際、このモデルにはUSBケーブルのみが付属。ACアダプターは付属しない。まぁ、これはスマホの充電器でコトが足りる。そのほかの機能としてLEDライト、モバイルバッテリーとして電源供給用のUSBポートがふたつ付属。非常時の照明、モバイルバッテリーとして、スマホに充電ができる。

ダメなバッテリーを探す。自分自身はもちろん、仲間内では持っている人がおらず苦労する。

さて、テストするにあたり、困ったことにダメなバッテリーが手元にはない。手間取ったが、友人宅にあり、なんとか手に入れることができた。電圧を測ってみると、3.6V。これは相当にひどい状態だ。しかし、テストするには丁度よさそうである。「返さなくて良いからね~」それはそうだろうね。

ダメなバッテリー。電圧は3.6V。

さて、ジムニーJA71Cから正常なバッテリーを外し、ダメバッテリーをジムニーに載せてみる。イグニッションをオンにしても、セルモーターが回るどころか、インジケーターのランプさえ点灯しない。もちろん自宅の駐車場でのテストです。山の中でショートでもさせたら、帰れなくなるかもしれませんからね。

使用方法はいたって簡単。それでもショットには気をつけて。スマートクランプを本体のカージャンプスターターのポートに接続。するとカージャンプスターターの電圧が表示される。16.4V!もある。ちょいとびっくり。電圧が高いので、エンジンがかかったら、なるべく早くカージャンプスターターは外そう。
ACC電源に接続されているパーツに影響を及ぼすこともありそうだ。心配なら、ヒューズを抜いて使うと良いだろう。ただしそれを行なうと、オーディオなどの設定が消えてしまうこともあるので注意が必要だ。
ちなみにほとんどのクルマが、セルモーターを回しているときはACCに電源は供給されないシステムになっている。セルモーターを回すと、ナビなどが再スタートするのはこのためだ。付属の取り扱い説明書には接続状況に入ったあと、90秒以内にエンジン始動、エンジン始動後30秒以内にケーブルを車載バッテリーから外すように明記されている。

結果は問題なく、いとも簡単にエンジンは始動。さっと繋いで、さっと外す。ラクで安心。それも軽量。クルマでの移動に限らず、バイクの移動時でも、持って行くアイテムとしても良さそうである。現在、カー・ジャンプ・スターターはメーカー、ブランドも数多くある。またパワー別に選ぶこともできるので、ご自身の使い方に応じてチョイス/持参すると、単独行動での不安がひとつ、解消されるアイテムだ。

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著者プロフィール

伊倉 道男 近影

伊倉 道男

フォトグラファー。国学院大学法学部法律学科卒。アパレル会社にて総務人事、営業を経験。その後、但馬 治…