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満足度が高い3モデルを用意 軽快な走りで長距離運転楽々
2020年に登場した2代目2008は、世界中で人気のコンパクトSUV。最新のCMPプラットフォームを採用し、従来モデルよりもやや大型化されて後席の居住性などが高まった。
エクステリア
プジョーはPOWER OF CHOICEというコンセプトで、同じモデルに複数のパワートレインを用意している。装備に差をつけずトータルコストもほぼ同等にして、ユーザーの好みやライフスタイルで選んでほしいというもので、当初はガソリンの1.2ℓターボとBEV(電気自動車)を用意していたが、22年にはディーゼルの1.5ℓターボも追加された。
インストルメントパネル
コンパクトカーが得意なプジョーらしく、どのパワートレインのモデルでも乗り味はどっしりとしていて落ち着きがあり、それでいてアクセルを踏み込めば軽快感もある。
居住性
昔のように猫足と表現するほどソフトではないが、いやな硬さはなく、路面の凹凸を乗り越えた後にはしっかりとダンピングが効いていて上下動を残さない。ロングドライブでも疲れない類いだ。BEVは走り出しからトルクが太くレスポンスもいいので頼もしくて扱いやすい。音・振動がほとんどなくて快適なのは言わずもがなだ。ガソリンは排気量の割にはしっかりとした実用トルクがあり、アクセルを踏み込んで回していったときは爽快。
うれしい装備
月間販売台数 NO DATA 現行型発表 20年9月(新グレード追加 22年3月) WLTCモード燃費 20.8km/l ※「GT BlueHDi」
ラゲッジルーム
ディーゼルは音・振動が気にならないレベルでガソリンと見紛うほどだ。チョイスは好み次第だが、どのモデルも満足度は高いだろう。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.150「2023-2024 コンパクトカーのすべて」の再構成です。