カーメイト最新LEDヘッドライト&フォグライトバルブ『GIGA・C5500』シリーズの明るさを試してみた!【CarGoodsMagazine】

今や群雄割拠の時代へと突入しているLEDヘッドライトの世界。純正ハロゲンバルブが切れたタイミングでLED化に着手しようと考えているひとも多いことだろう。なにせ純正同形状のオールインワンタイプなら、バルブ交換感覚で手軽にLED化できる。しかも高効率ハロゲン+αの価格帯で圧倒的な明るさが手に入るのだ。なかでも注目株といえるのがカーメイトの「GIGA」ブランドの新たな刺客『C5500』シリーズだ。手頃なエントリーモデルとなる『C3600』とハイスペック仕様となる『S7』シリーズの中間を埋めるミドルスペックとして誕生した。

手軽に取り付けられるコンパクト設計

C5500シリーズは、手頃なエントリーモデルとなるC3600とハイスペック仕様となるS7シリーズの中間を埋めるミドルスペックとして誕生した。

ドライバーユニット一体型のLEDへッドライトバルブ、GIGA『LEDヘッドバルブ C5500シリーズBW571/BW572/BW573(実勢価格:1万2800円〜1万3800円/税込)』。色温度は6000Kで、明るさは5500lm(H4ローは4500lm)。3年保証付き。車検対応。

特筆すべきは、ハロゲンバルブ同等のコンパクト設計にも関わらず、5500ルーメンという明るさを達成したこと。これはGIGAのエントリーモデルとなるC3600と比べても約1.5倍となる明るさだ。

従来品比1.5倍という明るさの秘密は、十分な熱対策にある。ヒートパイプでLEDの熱を伝えて冷却ファンで放出することで、熱ダレを予防。点灯直後のみならず、長時間使用時も安定した明るさを確保している。

LEDバルブは照射性能を高めるほど発熱量が増す方向だが、GIGA C5500では冷却ファン+ヒートパイプのダブル搭載によりLED温度の抑制に成功。圧倒的な明るさと高い信頼性を高次元で両立している。

ワイドで見やすい配光を追い求めハイ/ローで異なるチップを採用

またH4タイプについては、ハイビーム/ロービーム側でそれぞれ異なるLEDチップを実装。本当の意味での見やすさを追求するなどGIGAブランドならではのこだわりを凝縮したという。

H4タイプでは、GIGA史上で初めてハイ/ローそれぞれ異なるLEDを実装。LED間の隙間がないワイドタイプを採用し、コンマ1㎜単位まで搭載位置を吟味することで、ムラのない照射を実現している。

そこで今回はその実力を探るべく純正ハロゲンとGIGA『LEDヘッド&フォグバルブ C5500シリーズBW571/BW572/BW573』を比較してみることに。いざテスト開始だ!

純正ハロゲンとの明るさの違いは歴然!

ハイ/ロー切り替えのH4タイプでそれぞれの明るさや色味をチェック。オレンジの電球色となる純正ハロゲンバルブ。昭和感が漂う色合いだ。照射範囲が狭く、手前や奥が薄暗くなっているのが分かる。十分な視界が確保できないため、安全性の面でも問題があるし、運転中の疲労にも繋がる。

対してC5500シリーズの明るさは圧巻。ロービームはワイドに照射され、ハイビームはムラなく遠方までくっきりと照らし出している。純正ハロゲンはもちろん、従来品と比べてもその差は歴然。感動すること請け合いの明るさだ。

GIGA C5500シリーズはロービームでも圧巻の照射性能。手前や奥までムラなく明るくなっている。ワイドに照射しているのが分かる。

いやはやLEDヘッド&フォグライトの進化は侮れない。まだハロゲンバルブのままというひとはもちろん、以前LEDバルブに交換したというひともオススメしたい。

C5500シリーズのハイビームは手前から遠方まで広範囲にわたって照射。まさに闇夜を切り裂いている。これぞGIGA最新ヘッド&フォグバルブの実力だ。

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