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ここは子どもが主役のエリア!
いまや、子育て世代だけでなく多くのかたがその名を聞いたことはあるであろうKidZania(キッザニア)は、メキシコで開業したのを皮切りに、現在では17ヵ国26施設展開する子どもの職業・社会体験施設。
日本では東京・甲子園・福岡の3施設で、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を合わせた “エデュテインメント” をコンセプトに、“こどもが主役の街“ をキーメッセージとして職業・社会体験の場を提供している。1999年の開業から24年で体験した子どもの人数が1億人を突破したという、世界の子どもたちに大人気の施設だ。
そんなキッザニアだが、キッザニアの街から飛び出して「Out of KidZania」としてイベントなどに参加しているのをご存じだろうか。
その取り組みのひとつが、今回の「Out of KidZania in JAPAN MOBILITY SHOW 2023」。
2019年に開催された東京モーターショーでも、約1万人が体験した「Out of KidZania in TMS」。4年振りの開催となる今回は「Out of KidZania in JAPAN MOBILITY SHOW 2023」としてよりパワーアップした内容に。どんなことができるのか、実際に見てみよう。
体験するための方法は「体験するにはどうしたらいいの?」でご覧ください(お急ぎのかたは目次からジャンプしてくださいね)。
また、各説明最後の🌟☆マークは、予約不要で未就学児の子どもでも体験できるものです。詳細は各ブースでご確認ください。
本田技研工業|商品研究開発の仕事
入り口を入ってすぐ目につくのは、ホンダのブース。ここでは、商品の研究開発の仕事MR(Mixed Reallty)の技術を使って、パワープロダクツ製品(除雪機)の性能を確認し、改善提案を考える、というお仕事を先輩技術者と一緒に体験します。
🌟☆新しいモビリティを考える「らくがき」体験。※エリア内休憩スペースにて実施。
三菱自動車|カーモデラーの仕事
キッザニアに実際にカーデザインスタジオを出展する三菱自動車のブースで体験できるのは、カーモデラ―の仕事。クルマのデザイン画を見ながらざっくりとクルマ型に成形されたクレイ(粘土)を使って、再現していく体験ができます。
🌟☆クルマの塗り絵体験(1回あたりの体験人数|3名)
SUBARU|レーシングメカニックの仕事
スバルのブースには、レースカーが飾られる。実際のレースカーを使って、レーシングメカニックの仕事が体験できる。カーレースで順位を左右するメカニックとして、タイヤ交換やライト点検などの作業を安全に気をつけながら正確に素早く行ないます。
日産自動車|スーパーカーをつくる技術者“たくみ”の仕事
日産ではR35GT-RのV6エンジンの片側3気筒のバルブクリアランスを専用ゲージを使用して測定する体験ができます。世界でもトップクラスの技術者 “匠”を目指す候補生として、スーパーカーづくりに欠かせない繊細な職人技術に挑戦!
🌟☆コンセプトカーやスーパーカーの塗り絵体験。
マツダ|型鋳造職人の仕事
マツダでは、型鋳造職人の仕事「走る歓び」を実現するために大切な部品であるエンジンなどを製造する鋳造職人の見習いとして、鋳込みのトレーニング(砂を押し固めて型づくり、金属の流し込み見学、仕上げ)をします。鋳造の工程を学びながら作れるモノは……?
🌟☆プレス体験。プレス工場をイメージしたブースで、自分だけのお気に入り缶バッジを製作(1回あたりの体験人数:8名/所要時間:10〜20分)
トヨタ自動車|燃料電池自動車エンジニアの仕事/1台目のクルマを作る板金技術者の仕事
トヨタのブースには、①水を電気分解し水素を作り出す工程を学び、作った水素で燃料電池を搭載したMIRAIのミニカーを走らせる。②板金技術者の仕事を学ぶ体験として、ブラケットづくりや小物入れを作る作業をする。③タイヤ交換体験☆、④ラウントパレット体験☆と4つの体験が用意されている。
①燃料電池を搭載したMIRAIのミニカーを走らせる体験
②板金技術者の仕事を学ぶ体験
🌟☆なんと未来のモビリティ「ラウントパレット」体験。4人乗りのスローモビリティ「ラウンドパレット」に乗車して未来を体感できる。※保護者の同伴が必要です。 🌟☆タイヤ交換体験。十字レンチや電動インパクトレンチを使ってナットの取り外し・取りつけ作業を体験。
ダイハツ|エンジンを組み立てる仕事
ダイハツブースでは、エンジンを組立てる仕事として、“安全の心構え”を学んだ後、エンジン部品を装着し、異常がないかを確認する作業体験ができます。
🌟☆デザインスケッチ体験(1回あたりの体験人数:6名/所要時間:30分)
スズキ|新しいモビリティのプロデューサーの仕事
スズキのブースでは、タブレットを使って新しい乗り物をプロデュースします。誰の役に立つかイメージしながら小型モビリティを完成させ、大型ディスプレイを使って発表します。
🌟☆スズキのクルマ塗り絵体験(1回あたりの体験人数:4名/所要時間:15分)
日本自動車販売協会連合会|カーディーラーの自動車整備士の仕事(予約不要)
こちらはカーディーラーで働く自動車整備士の仕事が体験できるブース。クルマを売るだけでなく、お客さまからお預かりした大切なクルマのタイヤ交換や車両点検を行なうディーラーでの仕事を体験します。
その作業は先輩整備士とふたり一組となり、実際にタイヤを外して交換する体験や、クルマの下部の確認体験など、かなり本格的。
日本カーモデラー協会(JCMA)|モデラー体験(3歳以上の未就学児/予約不要)
日本カーモデラー協会は、国内の自動車メーカーのモデラーによって結成された協会。このブースでは、3歳以上の未就学児は予約不要でカーモデラーの仕事を体験することができる。
🌟☆実際のデザイン開発でつくられた1/1サイズのクレイ(ねんど)モデルを削る「クレイモデラー」体験(1回あたりの体験人数:3名/所要時間:15分) 🌟☆実際のクルマの2Dデータに塗り絵をすると、3Dになってコースを走りだす「デジタルモデラー」体験(1回あたりの体験人数:6名/所要時間:30分) 上記のほかにスケールモデル体験や、デジタル絵本体験がある
クレイモデラー体験
デジタルモデラー体験
スケールモデル体験
体験するにはどうしたらいいの?
対象 小学1年生~6年生 ※保護者の同伴が必要 ※チケットは参加者(小学生のお子さま)ぶんのみ購入 体験チケット金額 平日が500円、土日祝日が1,000円 実施時間 平日/土曜祝日:09:45~18:30(※全11枠) 日曜:09:45~17:30(※全10枠) 1プログラム約40分 (体験時間約30分+準備/入れ替え時間約10分)
体験に参加するには、予約・チケットの購入が必要です。すでにネットでの予約は開始しており、枠がうまってしまっている場合もありますが(とくに土日は満席)、予約枠を拡大してまだ募集しているので、参加したい日程が決まっている場合はネットより予約にチャレンジしてみてください。チケット金額は平日が500円、土日祝日が1,000円となっています。
枠がいっぱい! 体験できない?
もし、体験したいメーカーブースの枠がうまってしまっている場合でも、「当日枠」があります!
当日枠の申し込みは、その日に受付(東京ビッグサイト 南展示棟 Out of KidZania in JMS 2023 総合受付)に掲示されるパスワードが必要となります。
各時間の当日枠に振り分けられる人数には限りがありますので、どうしても体験したい! というお子さまとご来場のかたは、会場に着いたらまずキッザニアの総合受付(東京ビッグサイト 南展示棟)へGO!!!!!!!!
- ※入場には別途JAPAN MOBILITY SHOWチケットが必要です(高校生以下無料)
- ※こちらで体験しても、キッザニアのキッゾは溜まりません